宮塚のやどりっ木 | ||
山桜ともちの木の幹が重なり、その上から数種類の樹木が互いに育っているこの木は、 やどりっ木と呼ばれ、 以前この地に山道しかない頃、通行の目安とされた。 この一帯は宮塚山と呼ばれ、島内に材木が充分にない頃、 良質な杉、檜の植樹が行われ、家の建築が近づくと大きく育った木を家々の若者が協力して肩に背負って、 このやどりっ木の周辺で休んで一日がかりで村中まで出したそうです。 先人の人達の苦労を見てきたこの森の木を大切にして保存しましょう。 木の上に登ったり桜や周辺を傷つけないようにしましょう。 平成2年3月 神津島みどりの推進委員会 |
やどりっ木というのは1本の木ではなくて、 ヤマザクラとモチノキの幹が絡んで重なって生えたその上に、 さらに数種類の木が重なって生えている状態を「やどりっ木」と言うみたいだな。 やどりっ木と言うと「宿木」を想像しますが、 これって花屋でミニブーケやスワッグとして見かけることもある、 いわゆる寄生木の「ヤドリギ」ではないですよ。 → OK! |