うわ、もの凄い濃密な森!

標高の高い林道からは海の眺めも素晴らしいですが、
新島の山肌を覆い尽くす常緑広葉樹の森の眺めもまた凄いものがありましたが、
この斜面は富士見峠にほど近い「ミホラ」と呼ばれる沢付近かな。

普段はもちろん枯れていますが、
宮塚山にほど近いこのそばには下流で合流する3本の沢があって、
どの沢がミホラと呼ばれているのかは不明ですが、
そこには「ミホラのオジョウ」という山姥が住んでいたという話があるらしく、
山姥を恐れてその場所には誰も立ち入らなかったとのこと。

しかし、こういう山姥の話って各地の山深い山村ではたまに聞くな〜。
昔は精神障害者の福祉なんて皆無だったから、
ボロを纏って髪ボサボサで山に住み着いた「狂女」は恐ろしい「山姥」にされてしまうんですね。
したがって単なる作り話だとも言い切れないと思いますが、
でも、現実は・・・そんなところっス。

→ OK!