人っ子一人いない路肩の湖岸にたたずみ、 ひたひたとさざ波だつ貯水池の湖面がさそうさまざまな情感に しばし身をゆだねてその趣を味わいました。 かつてこの地を観光地化しようとの目論みもあったようですが、 貯水池の淋しいながらもおだやかな明るさにあふれた光景を眺めていると、 それはもうはるか昔の出来事で、 まるでそのようなことは最初からなかったかのようです。 →出発する!