これは林道開通にともなって関連することですが、
昭和37(1962)年に鞍掛林道が開通、
岐阜県側から三浦貯水池へと車が入れるようになったことで
とある会社が湖岸の水無(鞍掛)に
キャンプ場を設けて観光客を誘致しようと試みたことがあったらしいです。
鞍掛峠や三浦貯水池、三浦ダムを風光明媚な観光地として売り出そうとしたらしく、
御嶽開発という会社が鞍掛峠を越えてマイクロバスを運行したそうですが、
あてが外れてほどなく頓挫、キャンプ場も閉鎖されたとのこと。
たまに聞く「峠を越えてこの林道にはかつてバスが走っていた」という話は
これのことなのかもしれませんね。
もちろん現在はキャンプ場の跡など何も残っていませんが、
たまにはこういう歴史的背景を思いつつ探索すると林道探索もより面白いかも。

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