1日目 | 自宅→ 矢板市「小滝鉱泉 Kotaki kosen」 | もどる |
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うわぉ、これは大きくて立派なイワナです! 山家の宿では「イワナの塩焼き」はお約束ですが、驚いたのがそのサイズ。たいていは痩せっぽちで小さい貧弱なイワナが出されるものですが、これは本当に大きくて食べ応えも十分! 川魚らしくその身は淡白ですが、パリパリに焼かれた皮の香ばしさといい、ほのかに川の香りが感じられるような味わいで、たっぷりまぶされた塩加減も申し分なし。地酒をちびりちびりヤリながら身をむしって食べると最高に美味しかったな! |
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続いて「イワナとイカのマリネ」です。新鮮だからこそ味わえるイワナの刺身とイカの刺身をマリネして、シソの葉を添えて小ネギと千切り大根を散らした一品で、ほどよい酸味が暑い夏にはぴったり! ただ切って皿に並べただけの刺身とは違い、かなり手が込んだ料理でこれも文句なしに絶品です!
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揚げたてのサクサクがとっても美味しい「天ぷら」です。種はエビを筆頭にシソの葉、カボチャ、シシトウ、タラの芽などなど。たぶん庭先の直菜園で採れた野菜を使ったものだと思いますが、やっぱりこれも美味しかった!
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なお、天ぷらには抹茶塩が添えられていましたが、当方の場合、天ぷらは「塩」ではなくて、大根おろしとおろし生姜を添えた「つゆ」で食べる派。できれば「つゆ」も欲しかったですが、もちろん塩で食べても美味しさに変わりはないっす!
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ほっこりとした味わいで美味しかった野菜の煮物です。さりげなく庭先で摘んだサンショウの葉が添えられていますが、具材はタケノコにナス、それにニンジン、カボチャ、シイタケ、フキ。 それにしても煮物の繊細かつ味わい深い味付けはなかなかですが、それもそのはず。なんでも料理担当のご主人は京都の料理人のもとで修行された方らしく、そういうわけで料理も素人料理ではなくて本格的なんだぜぇ! |
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暑い夏の季節、酒呑みには嬉しいさっぱりとした一品「もずく酢」です。酒の合間や箸休めにもぴったり! 酒を嗜まない方には違和感があるかもしれませんが、モズク酢って実は日本酒のアテにぴったりだったりするんだよな。
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汁物は川魚のお吸い物でした。川魚の白身が入り、麩と三つ葉が散らしてあって、出汁の上品な風味と味わいでこれも最高でした!
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おお、これは柔らかくホロホロになるまでじっくり煮込み、オクラ入りのトロトロ餡に浸した「豚の角煮」だな。味が肉によく染み込んでおり、白飯との相性も抜群! こりゃあ、白米がいくらあっても足りねーぜっ!
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漬物は「ピリ辛大根漬」と紅白の「ラッキョウ漬」。ポリポリとかじれば酒のアテにもなり、また、これさえあれば無限に白米がお代わりできちゃいますよ〜。
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白いごはんも美味しかった! 白米はお櫃で出されましたが、ねっとりもっちりして美味しかったな〜。ちょうど銘柄米の凄まじい価格上昇で世間が大騒ぎしてようやく備蓄米が放出され始めた頃でしたが、旅館業も米価格上昇の煽りを受けてさぞかし大変なのだと思います。おかげでお代わりを少しだけ躊躇しちゃいます。
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いただきまーっす! ズラリと並んだ料理を前に、まずは矢板の地酒、十一政宗のセルフ乾杯で夕食はスタートしますが、最近はもう林道探索よりも、宿での一人呑みが主たる楽しみになってきたような気が・・・。
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というわけでお銚子(400円)も注文しちゃいましたが、これは「高原山」の伏流水で仕込んだ森戸酒造の「十一政宗特醸酒たかはら」。大名沢林道の探索中に見かけた祠に供えられていたのと同じ酒ですが、矢板近在の酒飲みには晩酌の定番酒になっているそうで、小滝鉱泉で「お酒」をお銚子で頼むとこれが出されます。 そしてなんと、嬉しいことにお銚子を注文したら「おから」の小鉢が一緒についてきました! ビールの時は味噌のシソ巻きと餃子がサービスされましたが、ここまで太っ腹な宿は初めて! これじゃあ、儲けが少なくなっちゃいますよ〜。 |
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お銚子を頼んだら一緒に出されたおからですが、女将さんいわく、今日は暑いので塩気を強くしてみたとのこと。 おからは地酒をちびりちびりと舐めながら全部美味しくいただきましたが、しかし、そのようなささやかな心遣いってやろうと思っても、なかなかできるものじゃないです。おからの美味しさは言うにおよばず、宿泊者をもてなす心遣いがおからに込められているのが自然と感じられましたが、これは非常に好印象! |
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矢板の旨い地酒でちびりちびりと晩酌しつつ、結局、全部食べ終わるまで1時間半以上もかかって夕食は終了。食べ終わる頃には、すっかりホロ酔い気分でイイ感じになっちゃいましたが、もちろん酒は一滴も残さず料理も全て完食ですよ。
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夕食後、窓から外を眺めてみますが、ようやく夜の帳が下りてきました。明るく月が出ており、日中はうだるほど暑かった気温も、この頃にはだいぶ下がって涼しくなりました。庭で女将さんが教えてくれたホタルを眺めようかとも思いましたが、食後は動くのが億劫になっちゃったので今回はパス。
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というわけで食後は布団に寝っ転がってテレビ鑑賞。結局、毎度の如くテレビ点けっ放しで寝落ちしていましたが、それにしても昼間の疲れが出たのか、この日の夜はぐっすりとよく眠れたな〜。 なお、小滝鉱泉の夏の気温についてですが、さすがに日中〜日暮れまではそれなりに暑いですが、同じ矢板市内でも市街地より標高が200mも高いため、夜は意外と涼しくてクーラー無しでも全然大丈夫。おかげで寝汗を掻いたり、寝苦しさを感じることもなく安眠を貪ることができましたが、つーわけでお休みにゃさいです・・・。 |
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