錦秋の紅葉ざんまい林道探索 川俣檜枝岐林道 編 |
林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 探索日 2017.10.08 |
川俣檜枝岐林道 / 紅葉ざんまい編 [1] [2] |
2016年の同地点 |
極彩色のカエデ |
イタヤカエデ |
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モミやツガに覆われた帝釈山脈の稜線を眺めながら徐々に下っていきますが、カエデの鮮やか過ぎる赤さはまるで斜面で山火事が起こっているみたい! 亜高山帯に属する針葉樹林地帯の紅葉なので、燃えるように全山紅葉する山地帯の広葉樹林のようにはいきませんが、針葉樹の緑の中に点在する赤が恐ろしいほどの美しさです! |
ミズキとカエデ |
紅葉する斜面 |
谷底の紅葉 |
2016年の同地点 |
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栃木県側と比べて明らかに走りやすい砂利ダートをぐんぐんと降りていきます。右手には針葉樹に混じって紅葉が色づく帝釈山脈の稜線と斜面が連なり、昨年訪れた時には白く雪化粧をしていた区間です。その時はお目当ての紅葉が見られずにガッカリしたものですが、それが今こうして目の前に! |
2016年の同地点 |
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その後、だいぶ標高も下って亜高山帯から山地帯へと降りてきました。するとツガやモミなどの針葉樹は見られなくなり、広葉樹の森が再び周囲に広がってきます。しかし、それと同時に山を駆け降りつつある紅葉前線をも追い越してしまった模様。高度が下がったので、森の状況は紅葉にはまだ少々早い青々としたものに・・・。 |
ツタウルシ |
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さらに坂道を下っていくと、川俣檜枝岐林道のダートはカラマツ林へと進んでいきます。北海道から中部地方の山地に多く植林された日本産針葉樹の中で唯一落葉する樹で、秋には一斉に黄色く染まった姿がよく目立ちますが、今回の紅葉ざんまい探索では黄葉には時期尚早でした。針状の細かな葉はまだまだ緑が濃かったです。しかし、そのような緑の中で鮮やかな赤を放つ植物が?! |
その後はとくに見るべき紅葉もないまま、桧枝岐村の檜枝岐地区に抜け出て川俣檜枝岐林道はエンド。2017年の紅葉ざんまい川俣檜枝岐林道探索は終了となりました。探索時期を早めたことで紅葉最盛期のダイナミックさには欠けましたが、しかし、そのおかげで冬の訪れの早い県境の峠の紅葉をはじめ、紅葉する時季が早いとされる植物の色づきを楽しむことができたんですね。同じ林道の紅葉でも、ちょっと時季をずらせば、また異なった紅葉が楽しめることを知った探索となりました。 →探索終了! →過去の川俣檜枝岐林道探索へ! |
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