逆沢林道 / Sakasazawa 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2019.08.11 / No.AK-067 
 [ 所在地 ]能代市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]小沢田林道 [ 分岐林道 ]-
 荒れやガレもなく大いに走りやすい木材搬出系ダートだが、道すがらとくに見所は無し

小阿仁村から旧二ツ井町(現能代市)とを結ぶ小沢田林道を上小阿仁村から進み、能代市との境界の無名峠を越えた先で左折分岐しているのが逆沢林道です。小沢田林道で唯一の名のある支線林道であり、起点には林道標も設置されています。ぱっと見した感じダートもまともな状態でしたが、入口にはなぜかトラロープが・・・。
→ 林道標を眺める!
→ トラロープを眺める!
→ トラロープを調べる!
ルフでトラロープを失礼させていただき、いざ逆沢林道へと入線させていただくと、平坦コースでなだらかな砂利ダートが森の奥に続いています。ここ、平日には林業車両の通行もありそうな雰囲気で、そのためか路面は十分に手入れがされている状態でした。
員いっぱいに均等に砂利が敷かれていた逆沢林道のダート。林業トラックの通行によって傷んだ路面を補修した跡ですね。ただし、きっちりと敷き詰められた砂利のため、二輪(エンジン付き)的には路面はちょっとズルズルとした感触だったかな。
んな感じでしばらく進むとコンクリ橋が出現。跨いでいるのは林道名由来の「逆沢」だと思われますが、橋の上とたもとは堆積した泥濘で酷いヌタヌタ状態。歩くとぬちゃっとブーツが泥にめり込む感触が嫌でしたが、お約束で沢の流れを眺めておきます。なお、地図上では沢伝いに進むコースの逆沢林道ですが、道すがらに沢の流れを眺められるのはここだけ。あとはひたすらスギの造林地帯の景色が広がるのみです。
→ 逆沢(上流 / 左)を眺める!
→ 逆沢(下流 / 右)を眺める!
がてダートは左手に位置する逆沢の源流付近を過ぎて、そのまま森林地帯の真っ只中を進んでいきますが、これほど山深いにも関わらずどこまでも平坦コースが続きました。それは林鉄軌道跡を思わせるなだらかさですが、ちなみに逆沢林道の位置する旧二ツ井町のこの辺りには、かつて「仁鮒森林鉄道」があったそうです。もしかしたら逆沢林道はその支線軌道の跡だったのかもしれませんね。それを確かめる林鉄遺構はなにもありませんけど。
の後もストレート主体の平坦コースが続きます。所々に水溜りが現れますが、林業トラックがえぐった溝に雨水がそのまま残っているんですね。入線直後に砂利が敷き詰められていたのはそのためですが、いちいち水溜りを避けるのが面倒くさかったです。
「怪しい分岐!」更に進むと路面は砂利質から土質へと変わりますが、すると現れるのがこの左折分岐。地理院地図によれば延長400mほどのピストンですが、かつてそこに一軒家でもあったのか、地図にはその途中に建物を示す記号がぽつんと記載されています。かつて林業が栄えていた頃の、林業に関わる民家だと思われますが、立ち入ったわけではないので今なお現存するかどうかまでは不明。分岐ダートの草むして廃れた雰囲気から察するに、とうの昔に里に移住して廃村化している可能性が大きいです。
→ 路肩を眺める!
図上で正体不明な民家記号へと続くダート分岐を過ぎてさらに進むと、今度は右手の斜面を駆け上る作業道分岐が出現。そして路面に刻まれた無数のタイヤ跡はどうみても木材搬出トラックが刻みつけたもの。探索時には作業が行われている気配はなかったですが、そのことから逆沢林道が生粋の林業系林道であることがわかります。
らにWRを進ませると、またしても右手の斜面を登る作業道分岐が現れます。進むにつれて枝分かれ分岐を繰り返すのはピストンではありがちなこと。そのような場合、本線ルートの特定に迷ってしまうこともよくありますが、逆沢林道の場合、左右を比較して路面状況がより良い左手方向が本線であることがすぐに分かりました。
「ここが終点?」本線ルートだと睨んだ方向に分岐を進んでいくと、やがてぽっかりと広く開けた広場に行き着きました。しかし完全な行き止まりというわけでもなく、前方と右手に道筋がさらに続きますが、そこは明らかに作業道。どうやらこの場所は作業道の奥から搬出された木材を集積してトラック積みする土場みたいです。探索時には丸太一本置かれていませんでしたが、やがてその時が来れば、伐り出された木材でいっぱいになってしまうことでしょう。というわけで逆沢林道の探索はここで終了ですが、さすがに接続する作業道にまで立ち入って探索するキャパはなかったですよ。
→ 探索終了!
→ 引き返して小沢田林道に向かう!
→ 作業道(右方向)を眺める!
→ 作業道(直進方向)を眺める!
→ 振り返る!
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