まるで太古の原生林の中を流れるかのような趣であった足寄川。
「足寄」という地名はアイヌ語の「エショロ+ペッ(沿って流れる川)」に由来し、
フップシ岳や雌阿寒岳などの山々に源を発する足寄川は、
アイヌの人たちが釧路方面から阿寒を越えて川沿いに十勝に出るための道筋でもあったみたいです。
ちなみに1922(大正11)年には足寄川沿いに「足寄森林鉄道」が建設されますが、
やがて林鉄は1960年(昭和35)に廃止。
その後、軌道跡は上足寄林道となって現在は町道ダートになっているわけか。
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