町道 上足寄駅逓フータツ線 / Kamiasyoro ekitei futatsu |
林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 探索日 2022.08.01 / No.H-CYO-005 |
[ 所在地 ]足寄町 [ 状態 ]完抜ダート [ 接続林道 ]風達幹線林道・風達第2支線林道 [ 分岐林道 ]35線第2支線林道・上足寄林道・風達第1支線林道 |
上足寄林道および風達幹線林道の一部区間が町道化した走りやすい快適フラットダート! |
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全国の町の中では広さ第1位を誇る足寄町の北東部、足寄町「上足寄本町」から足寄川沿いに道143を陸別町方向に進んでいくと、およそ9.5kmで現れる足寄町道上足寄駅逓フータツ線の起点にやって来ました。左折していくのが道道区間で、直進方向の町道上足寄駅逓フータツ線と共にここからダートが開始しています。分岐の股の地点に標識群が乱立しており、そこに町道標が設置されているので通りがかれば必ずそれと分かります。
→ 道道方向を眺める! |
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そしてこちらが町道上足寄駅逓フータツ線方向ですが、ここは元々は上足寄林道の起点だったりします。それがいつしか町道化されて現在は町道上足寄駅逓フータツ線になっているわけですが、某ツーリングマップルには「上足寄駅逓フータツ林道」と誤記載されています。「町道」を「林道」として上足寄林道と記載しているのならまだ分かりますが、町道名の「上足寄駅逓フータツ」をそのまま林道名としているのがお粗末過ぎるかと・・・。
→ 標識群を眺める! → 町道標を眺める! → 標識群をよく眺める! → 標識群をよく眺める! → 振り返る! |
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ヒャッハー! 思わず罪なき村人に襲いかかる雑魚キャラのような雄叫びをあげてしまいますが、入線直後に現れたストレートはそれも至極当然な状況。時速◯◯◯km / hのハイスピード巡航も十分可能な、まさに北海道ならではの極上フラットダートが続きます! |
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支線ダート発見! 惚れ惚れするような入線直後のストレートを進んでいくと分岐ダートが出現しましたが、右折していくのは35線第2支線林道。35線第2支線林道→35線沢林道と乗り継ぐことでR241へと抜けられる足寄町ではよく知られたメジャーなルートの入口ですが、分岐地点に林道標は未設置だったです。また、35線第2支線林道→35線沢林道→35線3の沢林道→31線沢林道と乗り継げば、周回して道143に戻ってくることも可能。
→ 標識群を眺める! |
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35線第2支線林道分岐を過ぎてさらに前進していくと、今度はY字のような分岐が現れますが、本線は右折方向なので間違えないように! ちなみに左折側は町道上足寄駅逓フータツ線に並走する足寄川の対岸(足寄町上足寄「鳥取」)にある酪農農場へのアクセスダート。林道ではないので立ち入っても仕方ないですが、ここまで町道沿いに立ち並ぶ電柱は農場へのライフラインであり、電線はここで左に折れて農場に向かっています。 |
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農場への分岐を過ぎてさらに前進。すれ違う車の姿も全くないまま引き続き町道上足寄駅逓フータツ線の極上ダートを進んでいきますが、この辺りで路肩の木立の向こうに足寄川の流れが見えてきたのでちょっと立ち止まって眺めてみます。
→ 足寄川を眺める! |
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その後、しばらくは足寄川の流れに寄り添う水際区間が続きます。ゆったりと水が流れる足寄川の川面も眺めつつのんびり走れる気分爽快な区間ですが、それにしても夏の渓流では厄介者の吸血アブが全くいなかったのが良かったな〜。
→ 足寄川を眺める! |
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Y字分岐出現! 足寄川を眺めつつ軽快にダートを進んでいくと、やがて「風達橋」で足寄川を左岸に渡り、その直後に再びY字分岐が出現しますが、町道上足寄駅逓フータツ線をたどる上で最も道間違いしやすいのがこの地点。すなわち右折方向は残存する上足寄林道になっていて、左折方向が引き続き町道区間になっているんですね。ただし、左折方向は元は風達幹線林道であり、それが町道化されて現在は町道上足寄駅逓フータツ線になっているのですが、風達幹線林道であった頃の林道標がそのまま残存しているため、事前情報なしにそのことに気づくことはまず不可能だと思います。
→ 林道標を眺める! → 付近を調べる! → 上足寄林道に突入! |
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というわけでY分岐は左折。風達幹線林道を示す林道標が掲げられているものの、現在は町道化して町道上足寄駅逓フータツ線になっているルートを進みます。もちろん行手を塞ぐ林道ゲートなんて無粋なものはないのでダートは自由通行状態ですよ。 |
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分岐を左折して旧風達幹線林道ルートに突入すると、足寄川支流のフウタツアショロ川伝いに、人跡未踏な原生林じみてかなり鬱蒼とした森の中をひたすらなストレートで北上しますが、数日前に降った雨によって濡れた路面は未だ乾き切っておらず、随所に水溜まりが残り、ダートは常に湿り気を帯びているような状況でした。 |
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ヌタ場と化した水溜りを避けつつさらに前進。やがてフウタツアショロ川を左岸に跨ぐコンクリ橋を渡りますが、しかし、道すがらに漂うこの雰囲気はまさしく「林道」そのもの。ここはとてもじゃないけど「町道」には見えませんなぁ! まあ、位置付けが町道に変わっただけであって、実際は風達幹線林道出会った頃となんら変わりねーし。 |
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左折ダート分岐発見! 上足寄林道とのY字分岐を左折して進むこと1.5km、森の真っ只中で突然左折分岐が現れましたが、分岐しているのは風達第1支線林道。フウタツアショロ川の支流であるパンケフウタツアショロ川沿いに山中に分け入る林道ですが、特筆すべきはこの支線林道がぐるっと円を描いて周回ルートになっていること。つまり、行き止まりのピストンではないので、一筆書きでそのまま入り口に戻ってこれるんですね。ただし、風達第1支線林道を示す林道標は朽ち果てたのか、どこにも見つからなかったなぁ。 → 風達第1支線林道の様子を眺める! |
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風達第1支線林道分岐を過ぎてなおも森の中に続くストレート。地図上ではすぐ左の傍にフウタツアショロ川が流れているはずですが、それは地図上だけの話。道すがらには鬱蒼とした森が広がるのみで、そんな気配は全く感じられなかったぜぇ。 |
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そしてたどり着くのがこの地点。すなわち左に分かれていく風達第2支線林道殿分岐地点ですが、町道上足寄駅逓フータツ線はここが終点になっています。すると気になるのが右方向ですが、そちらは町道化された風達幹線林道の残存区間になっているんですね。しかし、ここには風達第2支線林道を示す林道標があるのみで、町道上足寄駅逓フータツ線の終点を示す町道標は設置されていないので、そんなことにはまず気づきませんけど。というわけで町道上足寄駅逓フータツ線の探索はここで終了ですが、ここで右手に風達幹線林道を進んでいくとその先で吉野沢林道の分岐が現れますが、吉野沢林道は上足寄林道に接続しているので、吉野沢林道経由で上足寄林道へとアクセスすることも可能だったりします。
→ 林道標を眺める! → 風達第2支線林道の様子を眺める! → 探索終了! |
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