2022 北海道林道探索ツーリング 7月28日(木)晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
1日目 「自宅」→ 大洗町「大洗港 Oarai Port商船三井フェリー乗船 もどる  









ガソリン給油量 10.97L 給油回数3回 ガソリン代 1966円 総走行距離 205.0 km / ダート走行距離 0.0 km トップへもどる


今回の北海道林道探索ツーリングでは、北海道までの移動手段として商船三井フェリーを往復で利用します。バイクと一緒に寝たままで北海道へ渡れるのでライダーにも人気があり、夏のお盆休みにはチケット争奪戦が勃発しますが、それについては出発日を少しずらすことで対処。出航日の4、5日前でも余裕で予約がとれました。







荷造りは出発当日の午前中に行いました。持っていく物はカッパ上下1着にジャケット1着、Tシャツおよび靴下、パンツをそれぞれ3着づつ。それと地図にガソリン携行缶とデジカメとその充電器、メモノートに歯磨きセットくらいなので、準備はあっという間に終了しましたが、あまりにも呆気なさ過ぎて少し不安。

キャンプはしないので荷物は最小限にまで絞りこみましたが、経験上、ロングツーリングでは身軽さが一番です。あれこれと持っていってもどうせ使わねーし!







12:00ジャストに自宅を出発、いざ北海道に向けて出撃開始! 高速利用で一気に大洗港を目指しますが、でもフェリーの出航時刻は19:45。バイク輸送の場合は17:30までに乗船手続きを終える必要がありますが、それでも早過ぎる出発だったかな。

というわけで、必要以上にこまめに休憩をとって時間調整しながらゆっくりと茨城県の大洗港に向かいますが、まずは首都高速湾岸線の「大井PA」で休憩。







続いて首都高速9号深川線の「辰巳第1PA」にピットイン。でもここは真夏日でギラギラと照りつける路面の反射熱で猛烈に暑かったです。







首都高速から常磐自動車道に入ったら「守谷SA」で給油を兼ねて再び休憩。しかし、相変わらず陽射しが暑ちいなぁ・・・。







お、今日も空いているな! 続いて「友部SA」で休憩ですが、このSAに立ち寄った時にいつもバイクを止めるのがこの地点。芝生に石の椅子とテーブルがありますが、利用する人が少ないので、訪れた時にはいつも「俺専用」にさせていただいてます。







ありゃりゃ〜! 大洗港へは、常磐自動車道「友部JCT」から北関東自動車道に入ってそのまま東水戸道路に進み、「水戸大洗IC」で降りるのですが、途中の分岐を間違えて北関東自動車道から東関東自動車道に進んでしまいました。

仕方ないので「茨城空港北IC」でいったん高速を降りて乗り直しますが、暑さでボケていたのでしょうか? そりゃあ、確かに空港も同じ「港」だけどさぁ・・・。







大洗港の商船三井のフェリーターミナルに到着しました。道中、高速のPAやSAで休憩しながら、かなりゆっくりと移動して来たつもりですが、それでもだいぶ早く着いてしまったようです。結果的には自宅をもっと遅く出発しても全然大丈夫でした。







乗船手続きを行うカウンターです。どちらでも構いませんが、窓口と自動発券機のどちらかで乗船券を発券してもらいます。運賃は支払い済みなので、手続きは秒速で終わりましたが、出航時刻まで時間があるのでターミナル内は閑散としていました。

ちなみに乗船券の自動発券機だと客室の指定はできませんが、窓口での場合は、予約に空きがある場合は希望の客室を指定することができますが、しかし、お盆の時期は予約で満室になっている場合がほとんどなので、まず無理だと思います。







乗船手続きを終えると、バイクに括り付ける紙のタグと、客室番号が印字された磁気カードになっている乗船券を渡されます。乗下船の確認はピッピとバーコードで確認されるので、乗船券は絶対に無くさないようにしましょう。







乗船券を入手したら、所定の位置にWRを止めて乗船時刻を待ちますが、大洗港に早く到着してしまうと、その待ち時間が長いんだよな〜。この時間を利用して付近のコンビニで航海中の夕食や朝食の買い出しをしておくといいと思います。







ちなみに夕方便となる本日の就航船は「さんふらわあ ふらの」。苫小牧から14:00に到着した便がそのまま5時間45分後の19:45に折り返しとなるため、乗船手続き開始前から、すでにフェリーは岸壁に停泊しています。







操舵室の後方脇に誇らしげに大きく記されている船名と苫小牧〜大洗の文字。これを眺めると、「ついに北海道に渡るぜ!」感がいやでも高まってくるな!







船内下層の車両甲板に乗り込むショアランプはすでに下されていましたが、車両の乗船は大型トレーラーや大型トラックが先。次がバイク、自転車で、最後が乗用車の順みたいです。「さんふれあわあふらの」の車両搭載数は大型トラックが154台、乗用車が146台もあるので、大型トラックの乗船だけでもけっこう時間がかかります。







苫小牧行きのタグはこのようにハンドルに括り付けますが、ふとミラーを眺めると、そこにロボコップのマーフィー巡査みたいなごついハゲのおっさんの姿が! このお方も北海道を目指して乗船を待つ完全武装のバリバリなライダーだったですよ。







怪しい雲! 時間を潰しがてら港の岸壁をブラブラしていたら、まるでキノコのような積乱雲っぽい珍奇な形の雲が出現。天気予報では今日は晴れでしたが、こりゃあ、乗船前に一雨きそうな予感がビンビンと・・・。







17:30を過ぎると、徒歩の乗船客の乗船手続きが開始されました。ターミナルも次第に集まってきた乗船客で賑わってきましたが、といってもご覧の通り、大混雑というほどではなかったです。今年の夏は行動制限なしですが、やっぱりコロナの影響?







乗船時刻が近づいてくると乗船する自転車も集まって来ました。しかし、いろんなチャリダーがいますね。なぜか菅笠を被ったおっさんや、虚無僧のような格好をしたおっさんなどなど、なかなか濃ゆいメンズばかりだったような気が・・・。







あ〜あ、降り出しちゃった! いよいよ待ちに待たされた乗船開始となりましたが、乗船直前になってパラパラと小雨が降り出しちゃいました。幸いなことに本降りでなかったから良かったものの、ちぃ、ジャケットが少し濡れちまったぜぇ。







ショアランプから船内に入ると、下の階層に降りて係員に指定された場所にWRを止めます。バイクに積載した荷物は、バイクを固定する際の妨げにならない限りはそのままでいいみたいでした。

航海中は必要なものだけ客室に持参していくことになりますが、出港後は保安上の問題から車両甲板への立ち入りは不可なので、苫小牧港までの航海中、客室で必要なものだけをあらかじめ別にしておくと慌てません。

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