2022 北海道林道探索ツーリング 21日目
  2022 北海道林道探索ツーリング 8月17日(月)晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
21日目  大樹町「晩成温泉 Bansei Onsen→ 苫小牧市「苫小牧港 Tomakomai Port もどる  









ガソリン給油量8.67L 給油回数3回 ガソリン代1528円 総走行距離  273.1 km / ダート走行距離 0.3 km トップへもどる


お早うございます! 北海道林道探索ツーリング21日目、晩成温泉で迎えた朝ですが、北海道滞在最終日に相応しく、今日は今朝から青空の広がる快晴! 本州では連日の熱帯夜で、朝の目覚めと同時に即クーラー起動が必須な状況でしたが、さすがにここは北海道。ひんやりと涼しくて最高に爽やかな朝となりました。







目覚めと同時に朝湯に向かいますが、しかし、よく晴れたなあ! 昨日は一面鉛色の雨雲に覆い尽くされていたのに、今朝はこの青空です! フェリーの予約が取れなかったため滞在日数を1日延長したわけですが、あはは、結果的にはそれで大正解!







というわけで今朝も営業前の温泉を独り占め! 全面ガラス張りの窓からは朝陽が眩しいくらいに明るく差し込み、窓の外に広がる海も青く輝いていましたが、朝湯には最高のシチュエーションとなりました。







ふぅ〜、寝起きのけだるい身体にヨードの黒湯が染み渡るぜぇ! ガラス窓から差し込む陽光を浴びつつ、熱すぎることもなくちょうどいい塩梅の湯に浸ります。

そして独り静かに湯に浸かっていると、過ぎ去った林道三昧で過ごした3週間の出来事が走馬灯のように思い出されてしまい、ちょっとおセンチな気分になりましたが、我ながら柄にもなかったかな。ガッハッハ!







内湯で身体が火照ってきたら、海風に吹かれるべくベランダに出てみましたが、おお、今朝はこのうえなく海の青さが際立っているなぁ!







快晴の朝に内湯に併設されたベランダから眺めた十勝海岸の海。空と海との間にくっきりと現れた水平線、そして海辺の草原の萌える緑色と大海原の青さとのコントラストが最高にきれいです! 日本全国、海辺の温泉地は多いなれど、これほど間近に水平線が美しく眺められる温泉もそうはないですなぁ!







ゆっくりと朝湯を楽しんだら朝食です。朝食開始時刻と同時に食事処「大衆食堂MAMO」に出向きますが、昨夜は2食付きで泊まっていたのは当方を含めて2人だけだったみたい。テーブルにはすでに二人分の食事が用意されていましたが、自分以外誰もいませんね。もう一人の宿泊客は朝寝坊を楽しんでおられるようです。







厨房の受け取り口の脇には白いご飯とお茶や牛乳、コーヒー、冷水が用意されていますが、自分で好きなだけ好きなタイミングでいただく方式ですね。







おお、あった、あった! 昨日と同じく今朝もカレーのルーが用意されていましたが、こんな感じで炊飯器に入って保温されています。傍に置かれた小皿におたまですくい、お代わりフリーで好きなだけ食べられます。







というわでこれが晩成温泉2日目の朝食です。ケチくさい旅館や民宿のシケた朝食よりも豪勢であり、なんとも欲張りかつボリューミーな内容で、これならば朝からガッツリ系の方もおそらく大満足できると思いますが、メニューは以下の通り。

焼きジャケ、ウインナーと目玉焼きのポテトサラダ添え、インゲンと豚肉の煮物
ツナサラダ(?)、白いご飯、お新香、納豆、味付け海苔、生卵
カレー(ルー)、味噌汁、牛乳







営業開始前の食事処でテレビを眺めながらゆっくりと朝食をいただきますが、これならたぶん昼食は要らない、というか、入らないと思われる量の多さで、このボリュームのある朝食には大満足! なので、余計なお金は使いたくない節約志向のツーリングを目指す方にも晩成温泉泊はおすすめかな。







そしてやっぱり今朝も「KKG」。すなわち「カレーかけご飯」ですが、たぶんこれ、昨日昼飯で食べたホッキマシマシカレーの残りのルーですね。しかし、カレーは2日目が美味いといいます。欲張って3杯も食べちゃいました。







ふぅ〜、食った食った。おかげで身動きできないほど超絶満腹に陥りましたが、今日の予定は苫小牧への移動のみ。急いで出発する理由もないので食後はゆっくりとコーヒーを飲んで過ごし、しばし「消化」を待ってからの出発となりました。







その後、客間に戻って荷物をまとめ、それをWRに括り付けて出発準備をしますが、宿泊料金(2食付き2泊 / 13000円)はすでにチェックイン時に支払ってあるので、フロントにはルームキーを返却すればそれでOK!







ぶるん、ぶるるんっ、エンジン始動、出発進行ーっ! 連泊でお世話になった晩成温泉を出発しますが、晩成温泉、思っていたよりも良かったな〜。

そりゃあ、リッチな観光ホテルや旅館で豪華なグルメを楽しみたい方には不向きかもしれませんが、苫小牧発着のフェリー乗船日の日程調整や、旅の疲れを癒すべく連泊しても宿泊料金は安いし、機会があったらまた利用したいと思いました。







晩成温泉に別れを告げたらR336を目指して、相変わらず無人状態でガラ空きな道881を大樹町「生花」に向かってひた走ります。ここはもう何度も通っていますが、快晴の日の爽快さは格別。走り飽きるということがありませんでした。

なお、遥か前方に左右に連なる山々が見えていますが、あれはたぶん「豊頃丘陵」。3日前に越えてきた「石北峠」や「三国峠」のある「石狩山地」と勘違いしそうですが、北海道の屋根とも呼ばれる石狩山地があんなに近いはずもなくて、あれは十勝地方南部に位置する標高200mほどの豊頃丘陵と呼ばれる丘陵地帯なんだよな〜。
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