有馬林道 / Arima 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2007.04.07 / No.S-012 
 [ 所在地 ]飯能市(旧名栗村) [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ]大名栗林道 [ 分岐林道 ]滝の入林道
 起点から進んだその後半は急坂と適度なガレで楽しめる完抜け半ダート

53号線から名栗湖沿いに遡り、 上流にある「有馬渓谷観光釣場」そばに林道標のある有馬林道の入口です。この起点の少し手前にはY字の分かれ道があって、右折すると全線舗装の広河原逆川林道へ続き、左折するとこの場所にたどり着きます。
馬林道は大名栗林道に接続する完抜け半ダートですが、ダート区間は途中で滝の入林道を分岐した先の地点から大名栗林道接続口までになっています。したがって、林道標の立つ起点からしばらくは有間川の渓谷に沿って舗装路が続きます。
馬林道の起点そばにある有馬ダム湖には休日ともなれば、釣り師やドライブ観光客の車がやって来ますが、舗装路がまだ続いているということで、その一部が有馬林道にしばし乗り入れてきます。そのため、この舗装区間については車の通行量もそこそこあるようです。でも、ここには渓谷の眺め意外に観光的な物は無いので、舗装が途切れる地点で「こりゃ、なにも無いな・・・」と、そのほとんどが反転してしまいますけどね。
まり険しくない渓谷の流れ伝いに進むと、やがて逆オムスビの林道標が設置されている滝の入林道の右折分岐が出現。滝の入線は有馬林道唯一の支線林道ですが、その入口は丸太で封鎖済・・・。どうやら立ち入るスキは無いようなので、ここは本道に沿って左手に進みます。
→ 滝の入林道に突入!
してこちらが本線になっている左手の有馬林道です。小さなコンクリ橋を渡って道はさらに続いていますが、あいにくの舗装路が続きます。でも、ここからダート区間まではあと僅かの距離なので、ここはそれに期待しつつ前進します。
→ 沢を眺める!
装が途切れていよいよダートスタートです。右手が大きく開いていたので突入させていただきましたが、ここは多くは語るまい・・・。
ート区間に突入すると、ややゴツゴツとした感じのラフな路面となって断続的に登り勾配が続きます。前方に行く手の山々が見えていてなかなか良い雰囲気ですが、前半の舗装区間が走りやすかっただけに、少しガレた印象を受けてしまうかもしれません。
こではしばし小規模な崩落なども起きているのか、路面には大小様々な大きさの岩石や岩屑が散乱していました。沢沿いにカーブを繰り返しつつ登坂して進みます。
→ 沢を眺める!
らに前進しますが、進むほどに勾配角度が増してきます。一度停車してから勢い良く坂道発進すると、つぶての大きな岩屑や砂でリアが尻振りしがちで、先人の方の残した真新しいタイヤ跡もそこかしこに見られました。
肌の斜面に沿って取り付くように、細かくS字カーブを繰り返しつつ、急勾配で一気に標高を稼ぎつつ登坂します。コース的には沢沿いに走っていますが、その流れははるか下方、といった感じです。もちろん路肩のスギ林に隠されて眺めることはできません。
配がキツく、場所によっては砂利のような砂礫が深くなっていたので、タイヤがズってしまう感じでやや走りにくい箇所もありました。一体どこまで登坂しているのだろう、と思うほど連続して急勾配が続きます。
らに進むと、コンクリ舗装の残骸が現れました。どうやらダートは区間的に簡易舗装がなされていたようですが、ボコボコに傷んで剥がれかかっています。ここが有馬林道で最もガレていた地点であり、路面に段差が発生していたので走りにくかったですが、ま、これも一興でしょう。なお、谷側の路肩は脆く崩れそうな断崖状になっているので注意が必要です。フラついて落ちたら大変そう・・・。
ンクリ舗装の残骸地点を過ぎて少し進むと、一息つく感じで心なしか勾配傾斜が緩くなり、いきなり路肩左手に林道標が見えてきます。ここが有馬林道の終点らしいですが、大名栗林道との接続口は数十メートル先になります。
、林道標の立つ地点から大名栗林道との接続口を眺めるとこんな感じになっています。ちなみにこの接続地点は休憩ポイントになっていて、よくオフライダーが食事していたり、一服付けているのを見かけますが、たどり着いた柵の前で食事をされていると、ここは雰囲気的にバツが悪いかも。そして大名栗林道側の入口は相変わらず(2008年7月時点)封鎖中・・・。
→ 探索終了!
→ 大名栗林道に突入!
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