大谷支線林道 / Otani shisen 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2020.08.20 / No.S-034 
 [ 所在地 ]藤里町 [ 状態 ]ピストン半ダート [ 接続林道 ]大谷林道 [ 分岐林道 ]-
 林道標未設置が残念な連続勾配で林道名由来の「大谷集落」へと至る極短舗装ピストン

279号線の両神薄「出原(いでわら)」に起点のある大谷林道を進むと、やがて右折分岐で現れる大谷支線林道の起点です。しかし、過去には存在していたのかもしれませんが、現在は朽ちたか撤去されてしまったのか、林道標は設置されておらず、現状は「ここは支線林道である!」ことに気がつかない状況です。
進する大谷林道から右折分岐で切り返していきなり傾斜のキツい急勾配でスタートする大谷支線林道入口の様子。ちなみにこの大谷支線林道は大谷林道と合わせて「大谷」集落へと至るルートの林道です。その生い立ちは、遠い昔からあった集落への車の通れぬ貧弱な山道を車道として整備する補助金獲得のため、名目的に林道化された可能性もありますね。
線直後にいきなり開始している急勾配をエンジン音も軽やかに登坂していくと、斜面の岩盤を掘削した切り通し箇所がありました。路面は残念ながら舗装されているものの、いかにも林道っぽさを感じさせる荒々しいシーンであり、こういう地点って好きだぜぇ!
→ 景色を眺める!
かし、大谷支線林道は短かったです。ものの5分とかからず、林道名由来の大谷集落へと行きついて終点になってしまいました。しかも、集落といっても一軒家のようで、民家の前庭のような地点が林道終点になっていました。つまり、大変羨ましいことに、大谷支線林道はこの民家の事実上の専用林道になっているわけですなぁ。
家のすぐ前の終点を振り返るとこんな感じ。末端地点は幅員がグッと広がって車が悠々と反転でき、駐車できるだけのスペースが設けられています。民家のすぐ目の前なのでデジカメ片手にウロついていると、住民の方に怪しまれてしまう恐れがあったので、必要最低限の撮影を済ませたら、すぐにこの場を立ち去って大谷支線林道の探索は終了としておきました。ちなみに起点と同様、終点にもやっぱり林道標は設置されていなかったです。
→ 探索終了!
→ 引き返して大谷林道に向かう!
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