東奥野林道 完抜け化!(2015.12.6)   [1] [2]  
がてこのような民家の入口地点にさしかかります。これが先ほどのY字分岐地点から前方に見えていた民家なのですが、ご覧の通り無住の家屋と化しています。ここ釜ノ台の「池田」集落ですが、実は廃村なんですね。知っている方なら知っている、そんな場所ですよ。そして富津市の林道を走り込んだ林道ライダーならば、「ここに行くにはあの林道から」ということもこの時点で分かってしまいます。
→振り返る!
村「池田」集落を後にしてその先へと進みますが、ここに初めてやって来た時には山土でヌルヌルな区間がありましたが、これは現在も変わりありません。軽トラのタイヤでこねられた路面はヌタっているので、雨天後には特に注意が必要かと。ここは元々廃村へと通じるルートなので、ぐちゃぐちゃのまま放って置かれているのが現状です。
んなダートをたどっていくと、最終的には左手から前方へと延びているひび割れまみれの簡易舗装路に合流します。すなわち、富津市梨沢「高塚」地区から県182号線とを結ぶ保田見林道なんですね。なお、厳密には東奥野林道終点から保田見林道合流地点までは正確には林道ではないみたいですが、とにかく完抜けした東奥野林道の行き着く先は保田見林道であることを確認! う〜ん、まさかここにつながったとはね! ちなみに、池田集落へと延びるこの区間を初めて探索した当時はこちらを参照してみてください。
なみに、合流地点を保田見林道側から眺めるとこんな感じ。ここは、保田見林道を梨沢方向から進むと途中で差しかかる釜ノ台「吉野」集落ですが、この方向からの眺めならば見覚えのある方も多いと思います。釜ノ台地区は民家の大半が無住と化しているため、ほとんど廃村状態であり、その雰囲気が独特なんですね。「保田見林道といったらここ!」的な地点なので通りかかればすぐに分かります。でもたいていの林道ライダーはそのまま直進して県182号線へと向かってしまいます。
村「池田」からのダートの合流地点を振り返るとこんな状況です。手前から前方に下っているのが保田見林道で、左折の登りが東奥野林道方向。というわけで東奥野林道の完抜け化、すなわち保田見林道へと抜けられるようなったことで、結果このエリアの林道探索のルートバリエーションが少し増えました。富津市の林道は行き尽くしたという方も、初めての方も機会があれば訪れてみてください。
→付近を調べる!
→以前の様子を眺める!
→保田見林道に突入!

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