その後も続いてしまう簡易鋪装の勾配ですが、
再び林鉄レールを見かけました。
レールは簡易鋪装の資材として使われていると先述しましたが、
工事でコンクリを地面に流し込んだ際の、
それが固まるまでの間の流失を防ぐ押さえとして利用されていたんですね。
このようにレール全体が埋め込まれるのが本来の状態ですが、
鋪装の劣化でレールの露出箇所が発生したため、
その結果、これが林鉄軌道の遺物であることが判明したというわけ。

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