秋田県大館市の米代川河畔にひっそりと湧く「大滝温泉」のメインストリート。 歓楽街のあるチャラい温泉場ではないですが、 秋田藩藩主の佐竹氏が保養に利用した湯治場としての歴史があります。 江戸時代後期の文化14(1817)年に書かれた温泉番付「諸国温泉効能鏡」にもその名がみえ、 「秋田大滝の湯」で東の前頭(3段)とされており、 秋田労災病院が入院患者向けに温泉を提供していることからも湯の効能は確かなんですね。 高度成長期時代にはそれこそ多くの観光客で賑わった温泉場ですが、 しかし今はご覧の通り寂れていますなぁ・・・。 通りに面して廃業した旅館やホテルがかなり目につきますが、 本日の宿は大滝温泉で現在もちゃんと営業している老舗の「ホテル仙波」さんですよ。 →ホテル仙波に向かう! |