開業記念碑
満山の深緑渓谷をおおう昭和四十二年七月、
清冽な流れのほとり湯湧き出づるこの地を伐り拓き地名に因んで
保呂瀬温泉と命名して看板を掲ぐ

創業家族心を一つにして創業の灯を守り、永く後代にこれを継承せしめんことを希い、
熱き思いをこの碑にこめて温泉創業の記念となす
佐々木 ◯◯◯ 同妻 ヨコ
 同  ◯◯◯ 同妻 ヱツ

やや、敷地内に開業記念碑が!

ちなみに源泉は保呂瀬沢を南方上流に1km入ったところにあって、
岩の割れ目を通って硫化水素臭のある油田かん水性の鉱泉が滲み出していたそうですが、
元々、滲み出していた量は少なかったそうですよ。

創業の灯を守って温泉を永く継承すべく記念碑まで建てたというのに、
今はもう無いなんて惜しいことだぜぇ・・・。

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