石ノ塔林道 / Ishinotou 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
石ノ塔林道 [1] [2]
高169mの栃木林道分岐からさらにガンガンに登り続けて現在地の標高はおよそ303m。標高が高まったことでスカイブルーの上空がさらに大きく開け、夏の暑さは厳しいですが、爽快感は抜群です! 崖崩れ箇所もこれまで以上に多発し、砂礫と岩屑でザクザクな路面といい、山岳ダートならではの険しく荒々しい雰囲気といい、これはなかなか素敵な感じだぜぇ!
して、石ノ塔林道で最も爽快であったハイライト地点がここ! 右の斜面には斜め45度で陽の白く光り輝く砂礫が堆積、一方の左の路肩にはこれまたうず高く大量の砂礫が積み上げられていますが、砂礫に夏草1本生えていない状況から察するに、比較的規模の大きい土砂崩れの復旧跡だと思われます。林道ブルドーザーで路面を埋めた砂礫を力任せに取り除いた路面は砂礫と散らばる小石でズルズル、駆け抜けると後方に巻き上がる砂埃も酷かったですが、砂礫の白さが夏の青空と山の緑に生えてとても美しかったなぁ!
→ 眺望を眺める!
路肩に砂礫の山が連なって見た目的にも美しく、オフバイク的にも走って楽しい土砂崩れの復旧跡区間を進みます。林道の標高も300mを越えていますが、連続した上り坂は途切れる様子もなく、なおも標高を上げていくみたい。荒々しさと言い、標高の高さといい、石ノ塔林道はまさに山岳ダートと呼ぶに相応しいです。
のうち両路肩に積み上げられた大量な砂礫の山も見えなくなって、無事に土砂崩れ復旧区間を通り過ぎましたが、ズルズルな路面状態はその後もしばらく続きました。よく眺めてみると、路面には林道ブルドーザーのキャタピラ跡がどこまでも続いて刻み付けられていましたが、荒れた路面を慣らしながら走行したのでしょうか?
道ブルのキャタピラ跡をたどってしばらく進むと、やがてそれも消えてしまい、ダートは両脇から樹木や夏草に包まれるようにして草深い状態に変化。車両の通行が途絶しているとまでは言いませんが、これは滅多に車両も通わない状況かな。
道重機まで投入して土砂崩れを復旧させているわりには、蔓延る夏草にまみれたダートの廃れ感は一体どうしたことでしょう。上空からサンサンと照らす夏の日差しによって林道の雰囲気はあくまで明るく、荒れたり、荒廃した林道に漂う暗さはこれっぽっちも感じませんでしたが、「石ノ塔林道、この先大丈夫かな?」と一抹の不安を覚えてしまいます。
ートは路面に蔓延る夏草に埋もれてしまいそうになりながらも、特に荒れたり荒廃したりすることなく延びていました。その後も軽微な土砂崩れ箇所を見かけましたが、近年多発しまくる集中豪雨や台風による致命的な災害箇所もなくて、意外にもまとも状態だったかな。草深いのは、単に通行する車両の希薄さによるものだったみたい。
→ 眺望を眺める!
の後も局地的な草深さを繰り返しながら、さらに登坂しながら進んでいくと、やがて前方にパッと大きく開けた峠のような地点が見えてきました。標高の高い山岳林道ではたまにある展開ですが、なんだかそこに素晴らしい眺望が待ち構えていそうな予感!
らね! 草深い鬱蒼とした道すがらの樹林を抜け出ると、そこはポッカリと開けた広場でした。石ノ塔林道で最高所地点である標高およそ377mの無名な峠ですが、木々が切り払われて雑草に覆われた路肩が不自然に広がっていることから、以前は土場だった場所なのかもしれません。標高の高い峠ということで、路肩の屈強な藪の向こうに津軽の山々の稜線が見えていましたが、期待していたビューポイントとしては拍子抜け。残念ながらひとの背丈を超える藪の壁で峠からの眺望はほとんど見えていませんでした。
を越えるとダートは一転して下りに転じますが、下り坂の途中では前方行く手に津軽山地の山々が俯瞰するように見えていました。地面に立つと路肩の藪の壁が邪魔になってよく見えませんが、WRに跨った体制だと素晴らしい眺望が目前に広がります。そして景観的にはここからの眺めが石ノ塔林道では最高だったかな。
→ 眺望を眺める!
の後もしばらく津軽山地のパノラマを俯瞰しながらの下り坂が続き、進むにつれて石ノ塔林道は標高をぐんぐんと下げていきます。やがてダートは鬱蒼とした樹林帯の中へと下って行きますが、それにつれて林道の雰囲気も峠付近で感じられた高所らしい開放的なものから、昼なお薄暗そうな鬱蒼としたものへと変わっていきました。そんな感じで県26号線(津軽あすなろライン)に突き当たる標高272mの林道終点まで高低差105mを一気に降りていきますよ。
続する下り坂を駆け下ることしばし、やがて県26号線(津軽あすなろライン)に突き当たって石ノ塔林道は終点となりました。ここは県道が五所川原市と青森市の境界を越える標高281mほどの峠のそば。周囲には鬱蒼とした森が広がるだけで、林道出口にポツンと林道標が立っているだけの場所だったかな。というわけで林道からの素晴らしい眺望、山岳ダートならではの荒々しい雰囲気を堪能しつつ存分にオフを楽しめた石ノ塔林道の探索はここまで! ちなみ県道を右折すれば青森市街に、左折すれば五所川原市街へと至ります。
→ 林道標を眺める!
→ 林道出口の様子を眺める!
→ 林道出口を振り返る!
→ 探索終了!
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