探索日 2006.07.08
No.C-061

杉戸第1支線 ■勝浦市 ■ピストンダート ■接続→杉戸線
■杉戸線から分岐して山中へ向かう

 進むほどに路面はホカホカに…。気は抜けないが走り応えはあるかも  

 ↓進むにつれて路面状態は悪化…。梅雨時はタイヤを取られないように注意が
  必要です。やや廃道じみた感じもしますが、意外と奥まで進めます。


……こんな感じ……
■杉戸線から分岐しているピストンダートの支線林道。本道である杉戸線から分岐すると沢沿いに森の奥へと延びている。全線土質ダートで、梅雨時には水溜まりやヌタが発生、進むほどに走りにくくなっている。途中で沢を跨ぐ真新しいコンクリ橋があり、労無くしてたどれるのはここまで。コンクリ橋を境に路面状況が悪化する。それでも道筋自体ははっきりとしており、さらに前進が可能だが、最終的には参道じみたダートとなってしまう。コース的には細かなカーブを繰り返してコンクリ橋の先がゆるい坂道になっているが、ほぼ平坦路。路面が乾燥さえしていれば、意外と走りやすいかもしれないが、梅雨時や降雨後ではスリップ、転倒に要注意。

■杉戸線から右手に分岐している杉戸第1支線の起点です。小さな沢沿いに土質ダートが森の奥へと延びていますが、探索時は梅雨時のため路面はヌタヌタ気味で、荒れの予感がビンビンしたものの、分岐地点にある林道標には延長距離は924mと記載されており、ほとんど距離もないようなので、ここは突入することにします。 また、林道標には昭和36年開設とあり、年季の入った本線でない支線林道が果たして現在も現役かどうか怪しい気もしましたが、とりあえずここは前進です。
→起点を振り返る!
■杉戸第1支線に突入すると、 沢の流れにダートはすぐにS字カーブを描いて森の奥へと延びています。幅員もあって意外と整備されているような感じでしたが、入線直後、のっけから大きな水溜まりの出現です。水溜まりは澄み切っていましたが、よく眺めてみると何故か水面がさざ波だっており、「なんだこれ??」とのぞき込むと、そこにはオタマジャクシがウヨウヨ状態! 下手に乗り込んだらプチプチと踏みつぶしてしまいそうなほどの大量さです。これだけ大量発生していると気持ち悪いな、と思いつつ水溜まりの脇の路肩をゆっくりとやり過ごします。
■起点直後の水溜まりを過ぎてS字カーブをたどって先に進みます。見た感じでは幅員もあって、意外と整備されているようにも見えるダートが沢沿いに続いています。路面はジメジメと湿っていましたが、特にヌタもなく、走りやすくなっていました。今のところはですけどね…。
→沢を眺める!
■さらに前進すると今度はコンクリ橋が現れて、ここまで右手に流れていた沢の流れを跨ぎます。一見整備されているようにも見えたダートでしたが、、わだちに沿ってまともに走れるのはここまでのようです。コンクリ橋を境に路面状態が一気に悪化、どこか廃道じみたヌタがかったものへと変わります。ドロドロに汚れたくなければ、ここで引き返しておくのがいいでしょう。さらに前進する場合には、ここでのスリップからの転倒にだけは注意してください! ちなみに、進行方向は登り勾配になっている手前方向です。
→コンクリ橋を眺める!
■先述したコンクリ橋を越えると、ゆるい登り坂が続きます。草むしてはいますが、ダートの道筋ははっきりとしており、まだまだ先へと進めます。ただし、ここでは所々ですだれのように垂れさがっている蔓草に身体が引っ掛からないように注意が必要です。
■生い茂る草木で確認できませんが、ダート左手は先ほどの沢が流れていると思われる谷間になっており、ちょっとした崖区間をゆっくりと前進します。どうもこの辺りは路面がゆるいような感じがしたので、なるべく路面中央を走ります。道筋こそはっきりとしていますが、永いこと通行車両が無いために路面はホカホカ状態で、少々走りにくくなっていました。
■その後、とあるカーブを曲がった先でたどり着いたのがこの地点です。ダートはいったんここで途切れるような感じになっていますが、よく眺めてみると山道じみたダートがまだ森の奥へと続いているようでした。果たしてここが終点なのでしょうか? ここは何だか土砂崩れで埋まった路面を切り開いて復旧させたような感じになっており、その先へと強引に進めないこともなかったのですが、さらに路面状態が悪くなっているようなので、杉戸第1支線の探索はこれまでにしておきました。
→探索終了!
→引き返して杉戸線に向かう!
→さらに深部の様子をうかがう!
→今来た道を振り返る!