探索日 2006.11.12
No.C-106

乙女線 ■市原市 ■ピストンダート ■接続→柿木台線
■柿木台線から分岐して山中へ延びる

 訪れる者もなく山中にひっそりたたずむ極短ダート林道  

 ↓その可憐な名称とは裏腹に、夏場にはかなりの藪が予想され、強引に突入して
  もこの先の竹林手前で道は消滅…。労多くして収穫の少ない林道です。


……こんな感じ……
■林道というより農道といった雰囲気漂う全線土質ダートの極短林道。起点であり柿木台線との分岐地点である林道標脇から入線すると、すぐに大きく逆S字カーブを描いて鹿除けネットの張られた畑の脇にたどり着く。そのまま畑に沿って左カーブを描いた先で前方を竹林に塞がれてエンドになっている。その先の竹林の中へと続く僅かな踏み跡らしき形跡があり、もしかすると元々は林道も竹林の奥へと続いていたのかもしれないが、今となってはそれを気にする者もなく、また確かめるすべもない…。

■柿木台線から分岐する乙女線の起点です。柿木台線からアプローチすると、林道標の立つ分岐地点ではそのまま直進方向に進むことになるので間違える可能性はまずありません。狭まった山間の谷間に沿ってその奥へとダートが続いています。路面は土質なので雨天時や雨上がり後の走行には注意した方がよいでしょう。
→振り返る
■起点から逆S字カーブを進むと軽トラが路面中央に止められており、脇の山の斜面で2人の男性が木々の枝打ち作業をしていました。しかも、お互いの視線が合うと、こんなところにバイクが…と、少々不審がっている様子です。そんな状況ですから、作業を中断させてまで軽トラを移動させてもらう雰囲気ではありません。困ったもんだと思いつつも、よく見ると路肩にXRがどうにか通れる僅かなスペースがあったので、なんとかやり過ごすことができました。その後は「この先ってどこかに抜けられますかぁ?」などと、あえて分かりきった質問を投げかけ会話を交わし、その場の雰囲気を和ませておくことも忘れません。
■一応、この先は行き止まりとの情報は得ましたが、取りあえず進める地点まで前進します。軽トラをやり過ごして少し進むと、鹿除けで囲まれた畑の脇を回り込むように草むしたダートが続いています。路面が確認できないほどの茂りようですが、道自体はまだ先へと延びているようでした。
■畑を回り込んで進むと、ダートは消滅してしまいましたが、踏み跡らしき形跡が前方の竹林の中に延びています。どうやら、林道としてはこの地点が終点になっているようでした。柿木台線との分岐起点からここまで、距離にすればあっという間の短さです。
→探索終了!
→さらに突入を試みる!
→振り返る
→引き返して柿木台線に向かう!