探索日 2006.09.30
No.C-110

……こんな感じ…… ■全線にわたってジャングルと化した鬼藪地帯を抜ける完抜け舗装林道。その幅員は狭く沿道は一面の藪に囲まれているため、視界は道筋の前方のみに限られてしまい、滅多に来ないが対向車とのすれ違いには細心の注意が必要だ。路面自体はアスファルトで舗装されており、走りに関しては全く問題はないが、周囲の藪からの圧迫感はかなりのものがある。人目に付きにくい迷路状のこのような林道は不法投棄の恰好の現場となるらしく、その惨状には目を覆いたくなるばかりだ。不法投棄に出くわす可能性のある夕暮れ時や夜間の単独走行は別の意味で危険だろう。途中にあるのは藪の壁とゴミの山だけであり、またアプローチも難しいのでわざわざ訪れる価値はない。

	■隠れるように林道標の立つ鎌倉４号線の起点です。起点へのアプローチは「鎌倉」林道シリーズ中で最も分かり難く、かつ困難であり、目星を付けた近辺をランダムに走り巡って諦めかけたその瞬間にようやくたどり着いたというのが実情です。帰宅後、地図を改めて眺めてみましたが、大よその目安として、 県道23号線矢那地区の鎌足中学校付近から延びている、 といった程度にしか分かりませんでした。ちなみに、鎌足中学校方面はここでの紹介の中では終点側になっています。しかし、終点側には林道標が無く、また起点付近は鬱蒼とした藪林で、さらにその中を小径が網の目状に走っていることもアプローチを困難にしている原因の一因です。 →起点の位置を確認する！ →付近を調べる！
	■林道標のある起点から進むと、完全な藪林の中を車同士のすれ違いはおろか、車とバイクのすれ違いも困難なほどの狭い舗装路が直線的に延びています。周囲の様子は前方に延びる路面以外には視界もきかないほどのジャングル状態で、当然ながら眺望などは本林道ではあり得ません。
	■その後、路肩は緑の壁で完全に囲まれてしまい、周囲の視界はご覧の通りに奪われてまさに目隠し状態です。こんな場所では突発的に何が起きても分かりません。行く手の見えない一抹の不安を覚えつつ、「もしもここがダートであったなら物凄い鬼状態になっているな…」などと思いながら、こんなシチュエーションでは舗装路であることに感謝をします。そして対向車のやって来ないことを願いながら緑の迷路をさらに前進します。
	■頼りなさげな舗装路をたどっていくと、右折分岐が現れました。もちろん、標識などはなく、ここは本道だと思われる直進方面に進みます。周囲は相変わらずの深いジャングル状態で、それ以外に目印になるような物は何もありません。 →分岐先の様子を眺める
	■右折分岐を通り過ぎてさらに進むと幅員の広い舗装路に突き当たりました。雰囲気的にはこの辺りが終点のような気がしますが、その詳細は不明です。ちなみに、 この分岐地点では直進して進めば県道23号線方面に抜けられます。県道からアプローチした場合、ここには林道標はないので右折し忘れに注意してください。ちなみに、ここより直進した先の区間では不法投棄のその酷さが激化していきます。ムカつく光景が出現するので、食事中の方、もしくはぜひにと言う方以外は「直進してしばしワープ！」を選択していただき、本画面の「不法投棄の惨状…」は絶対に押さないで下さい。 →探索終了！ →左折方向を眺める！ →直進してしばしワープ！ →不法投棄の惨状…