No.C-118
伊予ヶ岳線 |
■南房総市(旧富山町) ■半ダート ■接続→嶺岡中央3号線 ■嶺岡中央3号線から県88号線とを結ぶ |
嶺岡線系では貴重な存在のダートだが、その短さが唯一惜しまれる! |
……こんな感じ…… ■山の尾根筋に延びる嶺岡中央3号線から分岐、山裾に向かって下る県道との連絡林道。入線後しばらくは開けた感じがするものの、雰囲気的には嶺岡線系の他の支線とさほど変わりはなく、山肌の杉林の中を淡々と下っていく感じとなる。ただし、数ある嶺岡線系の支線林道の中にあって唯一ダート区間が残る貴重な存在であり、その意味では訪れる価値は高いだろう。ダート区間はフラットな砂利質で荒れもなく走りやすいが、途中、コンクリ舗装を挟んで2区間に分断された形になっている。また、当林道には五差路分岐があって3本の名無し支線ダートが分岐しているが、残念ながらそのうち2本は無情にも封鎖中…。 |
■嶺岡中央3号線から分岐している嶺岡林道系で唯一ダート区間が残されている伊予ヶ岳線の入口です。嶺岡中央3号線を鴨川方面から進むと、途中にT字路に突き当たる箇所があり、そこを直角に左折するとすぐ先に林道標が立っています。東京湾方面からやって来ると、ここは直進する形になっているので嶺岡中央3号線を進むつもりが、いつの間にか伊予ヶ岳線に入線していた、なんてこともあるかもしれません。 | |
■林道標の立つ起点から前方に見えていたカーブに差しかかると、コンクリで固められた断崖状の物凄い斜面が! 道を通すために落ち込むような急峻な山肌を削った様子が見てとれました。コンクリで固められていなかったら、とてもじゃないですが恐くてここは通れませんよ。
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■断崖状の斜面を回り込むように進むと、舗装が途切れていよいよダート開始! 速攻でフラットなダートへと乗り込みますが、それにしてもよくもまあ、舗装林道天国の千葉県でこんな所にダートが残されていたものだと感心します。しかも完抜け林道で。 | |
■僅かに雑草が生えてワダチ状態になったダートが続きます。ダート開始後しばらくは上空が開けた尾根筋に沿って進み(最上段画像を参照)ますが、僅かに下り坂が続き、やがてスギの森の中を進むようになります。路面は固く踏みしめられており、いたって走りやすい状態でした。 | |
■その後、スギの森の中を少し進むと前方にコンクリ舗装が施された五差路が現れました。伊予ヶ岳線本道はここで左折しますが、 直進、右斜め前方および右折側にも美味しそうなダートが延びています。ただし、直進と右斜め前方側はコンクリブロックで、右折側はチェーンで入口が封鎖されており、直進方向のみその隙間から進むことができますが、残りはいずれも突入不可状態に…。
→十字路を振り返る! →右折分岐を眺める! →右斜め前方分岐を眺める! →直進しちゃう! |
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■五差路地点を左折して伊予ヶ岳線本道を進みます。ご覧の通り、路面は先ほどの五差路地点からコンクリ舗装が施されており、「たったこれだけ…?!」と思わせるダート区間の短さに正直落胆しますが、でもご安心下さい。コンクリ舗装を少し進むと再びダートが復活していました! | |
■おお、これですよ、これ! 僅かなカーブを描きつつアップダウンでダートが延びています! 周囲は藪まみれでしたが、ワダチ路面自体はとても走りやすく、ここは思わずアクセルを一気に開きたくなるような素敵な雰囲気でとてもイイ感じです! | |
■と思ったのですが、緩いカーブを曲がって少し進むと、そこには終点を示す黄色い林道標が…。その先は言うまでもなく一般道と化した舗装路です。それにしてもこの伊予ヶ岳線、ダート区間が残っているのは良いのですが、なにぶんにもショート過ぎるようです。よってそのダートを走ると、オフを満喫するどころか、かえって欲求不満が高まってしまうかも…。
→ダートを振り返る! |
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■林道自体は先ほどのダート終了地点で終わりですが、そのまま県88号線に抜けるべく下り坂を進むと、途中にパターゴルフ場が現れます。いくら千葉県がゴルフ場天国だとはいえ、あくまで個人の趣味の延長だとしか思えないような、こんな箱庭ゴルフ場まであったとは! もちろんここは無料ではないようですが、プレイ料金は…知りません。 | |
■で、最終的にはこの地点で県88号線に突き当たります。県道から伊予ヶ岳線に入線する場合は分岐地点に掲げられている「TBC伊予ヶ岳」のお手製看板が唯一の目印であり、 ちなみに手前方向が長狭街道(県34号線)、前方が県89号線「平久里」地区方面となります。
→探索終了! →引き返して嶺岡中央3号線に向かう! |