No.C-120
明下線 |
■鋸南町 ■全線舗装 ■接続→嶺岡中央3号線 ■嶺岡中央3号線から分岐して「上佐久間」地区方面に至る |
激坂、幅狭、短小、コンクリ舗装の四拍子で探索者をお出迎え! |
……こんな感じ…… ■尾根筋に延びる嶺岡中央3号線から分岐、並行して走る山裾の県道方面へと抜ける数ある連絡林道の一つ。嶺岡中央3号線側から入線すると、落ち込むような下り坂でいきなりスタート。全線に渡って苔むしたコンクリ簡易舗装の激坂が続き、薄暗い急斜面を下って畑地に出ると終点となるが、延長距離は短く、その沿道には見るべきものはないのであっという間に完走してしまう。林道標は激坂を下りきった地点にのみ設置されているが、それもサビの侵食が酷く、「明下線」の文字が辛うじて読める程度であり、その消滅は時間の問題か。嶺岡中央3号線側に林道標が未設置なため、見落としがちな1本ではあるが、わざわざ入線してみる価値はほとんど…ない。 |
■鋸南町上佐久間地区にある明下線の起点になります。当林道は終点で嶺岡中央3号線に接続していますが、林道標はこちら側にしか存在しておらず、また全線に渡ってかなりの急坂続きとなっているため、登りでないと坂道でXRを停車できないので、山裾に位置するこちら側から紹介します。明下線を訪れる場合、本来ならば嶺岡中央3号線側から入線する方が分かりやすいのですけどね。
→起点を振り返る! |
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■茶色くサビついた林道標の立つ起点から入線すると、山の斜面に開かれた畑の中を切り返すように登坂します。一応、ここはコンクリが打たれて簡易的に舗装されていますが、幅員は軽自動車がやっと通れる程度。よって、車両の通行は地元車でも滅多にないでしょう。 | |
■畑の脇を切り返しつつ簡易舗装を登っていくと、道は山肌の薄暗い森の中へと延びています。それにしても坂道のの傾斜角度は見た目以上に大きく、くわえて路面は苔むしているため、XRの停車およびスリップにはそれなりの注意が必要でした。 | |
■坂道の途中でXRを止めて振り返ってみました。なんとかXRはその場にとどまっていますが、エンジンかけっ放しのニュートラル状態につき、今にも後退しそうでヒヤヒヤものです。激坂舗装路ではエンジン回転の僅かな振動でさえ、自然転倒の大きなきっかけとなってしまうので…。 | |
■山肌の森の中へと進むと坂の傾斜角度がさらに増してきました。路面には落ち葉が散乱してコケも相変わらず生えています。雨天直後の濡れた状態ではちょっと恐そうです。 | |
■その後も淡々と激坂を登って傾斜のキツさがピークに達すると、やがて嶺岡中央3号線に突き当たり、ここで明下線は終点となります。激坂続きとはいえその延長距離は短いので、ここは普通に走ればあっという間です。
→探索終了! →嶺岡中央3号線に突入! →終点を振り返る! |