町道 加須美峠函岳線/ Kasumi toge hakodake 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
町道加須美峠函岳線[1][2][3]
高1129.3m、町道加須美峠函岳線の走破と同時に、はからずも函岳登頂をも果たしてしまった瞬間です! というわけでこれが函岳山頂に立つ「函岳レーダー雨雪量観測所」ですが、てっぺんの丸いのが気象レーダーのアンテナが入ったドームで、側面に縦に2つ並んでついているのはマイクロ波中継アンテナ。標高が1000mを超える箱岳の山頂は見通しが良いので、レーダー局と同時に多重無線回線の中継局も兼ねているんだぜぇ。
わわ、またガスが・・・。函岳山頂の函岳レーダー雨雪量観測所を眺めたらWRへと戻りますが、引き返し始めた次の瞬間、またしても全てを消し去る白乳色のガスが!
も基本的に天候は快晴に向かって回復しているようで、駐車場のWRに戻ると再びガスが晴れてきました。それと同時に駐車場の全景が露わになりましたが、しかし、休憩小屋がWRのこれほど近くに位置していたなんて! つい先ほどまでは函岳山頂を覆い尽くすガスによって、WR地点から休憩小屋はほとんど見えていませんでしたが、今はこの通り。このことからもガスの密度というか、濃さ、そして物凄さが窺い知れるというものです。
の後は駐車場からの眺望を望むべくしばらく待機していましたが、天候は一瞬、晴れ間が出ては再びガスに包まれるの繰り返しで膠着状態が続きました。祈るような気分で函岳山頂に小一時間ほど留まっていましたが、結局、らちがあかないので加須美峠に戻るべく函岳山頂を後にして出発。晴れてくれとの林道の女神様への祈りは、残念ながら通じなかったようです。う〜ん、普段の行いが悪いかならのかなぁ・・・。
岳山頂を後にして加須美峠に向かって引き返しますが、そういえば山頂の駐車場入口そばの路肩に、工事現場で置かれているような移動式の簡易公衆便所が置かれていました。休憩小屋が改修工事中なのでそのための一時的な処置だと思います。というわけで、函岳山頂に向かう場合、トイレの心配はしなくても大丈夫っす。
→ 付近を眺める!
なみに探索当日の天候は徐々に回復しつつあり、ダートに充満するガスも函岳山頂を出発後にようやく薄くなってきた模様。というわけで、行きがけにはさっぱりだった道すがらの眺望を帰りがけに期待しながら、町道加須美峠函岳線を加須美峠に向かって撤退中ナリ。
→ 眺望を眺めてみる!
お、これはなかなかイイ感じ! さらに進んで標高が下がっていくと、ようやくガスが晴れてきました! 行きがけには場所によっては前方視界が10m以下にまで悪化してしまった町道加須美峠函岳線のダートでしたが、ふふ、それが今はこの通り!
→ 景色を眺める!
はや言葉は必要なくて、ここは「ヒャッハーッ!!」と雄叫びをあげながらエンジンにものを言わせて駆け抜けるのみ! 濃霧の中で我慢の微速前進を強いられた行きがけの鬱憤を晴らすかのように、爽快な見通しの良いストレート区間が続きます!
→ 景色を眺る!
スが晴れてきたことで気分も高揚、「ヒャッハーッ!」状態にて元気よく加須美峠を目指してWRを走らせますが、ここは行きがけにも通った砂利が深くて若干ズルズルな区間。ご覧の通り、気持ちの良いストレートが続くのでカッ飛ばしたくなってしまうのですが、オフバイクといえども深砂利では意外とハンドルを取られやすいので注意です。もしも町道加須美峠函岳線で転倒するとしたら、それはたぶんこの区間となる可能性が高いかな〜。
→ 眺望を眺める!
さか町道加須美峠函岳線がこれほど爽快だったとは! ちなみに当方の林道探索スタイルとしては、復路は撮影は行わずに一気に走り抜けて退出とするのが常ですが、行きがけがガスによって眺望が望めずじまいだったこともあって、復路はもう画像撮りまくり! 少し進んでは立ち止まり、また少し進んで立ち止まるの繰り返しできりがなかったぜぇ。
→ 眺望(左手 / 加須美峠方向)を眺める!
→ 眺望(右手 / 函岳方向)を眺める!
んな感じで函岳山頂から加須美峠に戻ってきました。行きがけはガスによって景観的なものはなにも望めず、また、前方視界が著しく狭められていたため爽快感はゼロ。「聖地」たる町道加須美峠函岳線ダートの雰囲気もイマイチよく分かりませんでしたが、復路はガスが晴れてきたことで、青空の広がる快晴とまではいかなかったものの、それでも道すがらに眺望を望むことができ、無事に聖地巡礼を終えられてもはや思い残すこともなし!
→ 眺望を眺める!
きがけはガスに包まれてなにも見えていませんでしたが、加須美峠から町道加須美峠函岳線の入口を振り返るとこんな感じ。そこは山の稜線上に位置していて、管理小屋がポツンと立っているだけの状況が分かりますね。また、加須美峠は眺望の効かない峠なので、観光客用のベンチとかトイレ、駐車スペースなどは一切ないのでそのつもりで。というわけでオフライダーの聖地、町道加須美峠函岳線の探索はこれにて完了!
→ 美深歌登林道に突入!
→ 探索終了!
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