北海道グルメコレクション No25 石狩鍋 [ まつや旅館・夕食 / 根室市 ]
北海道を代表する郷土料理の一つ石狩鍋。
その名の通り、多くの鮭が遡上する石狩川の河口がある北海道石狩市が発祥の地で、
明治前期に石狩鍋の原型ができたそうです。

元々は漁師の賄い料理として食べられていたのを、
1880(明治13)年創業の「金大亭」という店が提供するようになり、
その後、1945(昭和20)年頃に地引網の観光客に振る舞ったのがきっかけで全国的に有名になったんだよな。

まつや旅館の石狩鍋の具材はハクサイ、長ネギ、ミズナ、豆腐、糸コンニャクでしたが、
本来はハクサイではなくて甘味を出すためキャベツを入れるのが基本。
そして魚の臭みや味噌臭さを抑えて旨味を引き出すため最後に山椒をかけるのが本場の食べ方ですが、
そこまでこだわらなくても十分に美味しかったですよ。

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