2022 北海道林道探索ツーリング 8月8日(月)晴れのち雨 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
12日目  北見市「留辺蕊 Rubeshibe→ 遠軽町「瀬戸瀬温泉 Setose Onsen もどる  









ガソリン給油量 8.59L 給油回数3回 ガソリン代 1538円 総走行距離 226.6 km / ダート走行距離 107.6 km トップへもどる


おはようございます! 北海道林道探索ツーリングも早いもので、すでに12日目となりましたが、窓から眺めた空は若干雲が多いですが、まずまずの天気。今日は晴れから次第に曇りとなって夜は雨が降る予報なのですが、日中、林道探索に勤しんでいる間は雨が降ることもなさそうです。







北見温泉(ポンユ)三光荘は朝食なしプランで宿泊したので今朝は朝メシは抜き。朝湯を堪能してから宿泊料、1泊夕食付き6050円+ビール550円+入湯税150円で合計6750円を支払って早々に宿を出発します。ちなみに現在時刻は朝の6時30分。







宿の旧館(?)の屋根下に止めておいたWRに荷物を搭載して準備ができたら出発しますが、今日の予定は「北見市」と「遠軽町」の境界付近に展開する林道群および、遠軽町「丸瀬布」周辺の林道群の探索です。そして今日は遠軽町の「セトセ温泉」に泊まるので、贅沢にも2泊連続で温泉宿ということになりますなぁ!







北見温泉(ポンユ)三光荘を出発したら、まずは本日最初の林道となる18号林道の入口に向かってR39を「石北峠」方面に進みます。R39は北見と旭川を結ぶ北海道の大動脈ですが、しかし、朝の7時時点でこの通りガラガラ。ハイウェイ状態の国道をエンジン音も軽やかに駆け抜けますが、吹き付ける朝風が最高に爽快だったです。



朝の国道を一騎駆けに走り抜けて、途中で見かけた道の駅「おんねゆ温泉」に立ち寄ります。本日最初の攻撃目標である18号林道入口に近づいたので、ここでもう一度地図を眺めて場所を確認するためなので、場所を確認したら即座に出発ですよ。







道の駅を出発したらR39を石北峠方向に350mほど進んで右折、その後、2車線舗装の市道を道なりに1.2キロほど進むと、やがて右に切り返す急カーブが現れますが、そこが18号林道の入口でした。林道側から振り返るとこんな感じです。







切り返しの急カーブ地点にあった18号林道の入口です。フラットな砂利質ダートがそこから開始しており、ゲートの類は設置されていない模様。そして林道入口にはカーブミラーおよび標識がこれでもかと乱立しています。







なんだよ、これ・・・。林道入口には標識が乱立していると述べましたが、標識群は板の部分が取り外されて、針山のように支柱だけが乱立している異様な状況。しかし、なぜ肝心の板の部分のみ取り外されている?







むぅ・・・。そして林道標ですが、なぜか引っこ抜かれて横倒しで藪の中に打ち捨てられた無残な状態。これじゃあ、そこに記載されているはずの「18号林道」という林道名が確認できませんが、しかし、なぜこのような仕打ちを?







林道標が無残な姿で打ち捨てられており、そのため林道名を確認できなかったのは残念ですが、ここが18号林道であることに間違いないので、そのまま突入します。

するとその先で現れるのがお約束のシカ避けゲート。セルフでフェンスを開けて通過しますが、この後の予定としては、まず18号林道を北見市と遠軽町の境にある「湯の山峠(843m / 地理院地図では[ 旭峠 ]と記載)」へと向かい、そこから上武利林道→生田原本流林道へと乗り継いでR242へと抜ける計画を企てています。







シカ避けゲートを通過して林道名由来の「十八号沢川」伝いに進んでいくと、やがて右折ダートが出現。ここは延長10キロほどの長さで、最終的には北見市「留辺蕊町昭栄」でR39へと退出する完抜けルートのようですが、しかし、周囲の藪を探っても林道標を見つけることはできず、林道名は不明・・・。







その後、トラロープで封鎖された斜め左折のダート分岐が現れました。分岐の股の地点に林道標らしき立て札が設置されていたことから、ここは名のある支線林道っぽいですが、しかし、繁茂した藪に埋もれて全く立ち入る余地のない状態。わざわざロープを張らずとも、立ち入ってみる気はまず起きないほど酷い状況です。







せっかくそこに設置されているというのに、風雨に晒されて記載文字が完全に消滅してしまい、もはや存在意義の消え失せた林道標とおぼしき立て札。おかげで左折分岐の林道名は判らずじまいだったなぁ。







地図上では十八号沢川の右岸沿いに進むコースで記されていますが、実際には川の流れは全く見えていなかった18号林道。昼なお暗く鬱蒼と茂る樹林と路肩の藪に囲まれて、閉塞感抜群な森の奥深さを覚えてしまいますが、しかし、路面状況は意外とまとも。適度に踏みしめられたダートを順調に進んでいきます。







18号越林道出現! 道すがらの景観も望めず、鬱蒼とした森の中を進んでいくと、やがて右折分岐が現れますが、路肩に立つ林道標によれば、分岐しているのは18号越林道とのことでした。路面状況についても荒れている様子はなく、また、林道ゲートも設置されていませんが、ここは直進してさらに18号林道を進みます。







分岐に設置されていた18号越林道を示す木製の林道標。林道名に「越」の文字があることから、どこかへと完抜けしていそうな気がします。かなり気になりましたが、本線である18号林道の探索調査を優先して突入は見送ります。







18号越林道分岐を過ぎると左手に十八号沢川が寄り添ってきて、道すがらにその流れが見えてきます。それと同時にダートの規格が若干落ちて、路面に雑草のワダチが現れてきますが、ダートは相変わらずフラットな快適区間が続きます。

これなら予定通り、18号林道経由でシケレベツ林道と上武利林道が分岐している湯の山峠にすんなりとたどり着けて、そこから問題なく上武利林道へと乗り継げそうな予感がビンビン! いやぁ〜、順調順調♪







と思っていたのに、なにやら雲行きが怪しくなってきました。快適そのものな18号林道のダートでしたが、さらに前進していくと急激に草深さが増してきます。前方は明らかに車両の通行が途絶えた状況であり、その原因はなぜかと思っていると・・・?







行く手を遮るようにトラロープとビニールテープが左右に張られた地点が出現。そこに路肩崩落や路面消失などの警告板は無かったような気がしますが、おそらく自然災害系の通行止め処置であることがすぐに分かりました。







湯の山峠を目指してトラロープの先になおも続く18号林道のダート。強行◯破でその先に進むことは容易かったですが、わざわざロープが張られているくらいなので、峠までの間のどこかに致命的な自然災害が発生しているのだと思います。

というわけで勇気を持って潔く撤退を決意。残念ながら18号林道の探索はここまでとなり、これで湯の山峠経由で上武利林道に乗り継ぐ当初の計画はオシャカポン。となれば長居は無用で今来た道を早々に引き返します。







18号林道を退出して一般道経由で次は生田原本流林道へと向かうべく速攻で引き返していきますが、せっかくなので行きがけに見かけた18号越林道に立ち寄ることにします。先ほども述べたように、林道名に「越」の文字があることから、どこかへとつながる完抜け林道であると睨んでいたんだよな〜。

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