2022 北海道林道探索ツーリング 8月17・18日(月・火)晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
21・22日目[3]  苫小牧市「苫小牧港 Tomakomai Port→ 商船三井フェリー乗船「自宅 」 もどる  






ガソリン給油量5.09L 給油回数2回 ガソリン代992円 総走行距離  181.6 km / ダート走行距離 0.0 km トップへもどる


おはようございます! 船上で迎えた朝ですが、現在位置は三陸沖辺りかな。窓から外を見ても陸地は全く見えていませんでしたが、朝昨日買っておいたカップ麺とサンドイッチ、そして自販機で買ったブラック缶コーヒーでとりあえず朝食。なお、朝食用に買っておいた「あんデニッシュ」は夜中に食べちゃったのでありません。







だから朝食バイキングは1200円もして高いから食べねーつーの! だって船内レストランの夕食は2000円もするし、夕朝の割引セット券でも2700円ですよ。







ずずず・・・、あぁ、カップ麺が旨えなぁ! しかし、船で食べるカップ麺ってなんでこんなにも美味しいのかな〜?







大洗港への到着時刻は14:00。夜行便とはいっても、大洗港に到着するのは次の日の朝ではなくて午後2時なので翌日は退屈で死にそうになります。船内散策や海を眺めて過ごすのにも飽きてしまい、ひたすら昼寝するしかなかったですが、午後1時を過ぎた頃にそろそろ大洗港に到着するとのアナウンスがありました。

アナウンスがあると、それまでやることもなく昼寝していた他の乗船客も到着が近づいてきたことで起き出してきたようですが、甲板に出てみると、いつの間にそこまで接近したのか、前方にはすでに大洗港が見えていました。







その後、寝台に戻って下船準備で荷物をまとめていると、寝台内のテレビにも大洗到着を知らせる放送が流れました。時刻表での大洗港到着は14時ジャストですが、海象が悪ければ遅れることはもちろん、航海が順調であれば定刻よりも早く到着することもあるようで、この時は定刻前の到着だったと思います。







ボオオォ〜。やがて「さんふらわあふらの」はゆっくりと大洗港に入港していきますが、航海中は何事もなくて極めて順調な大洗港到着となりました。







大洗港に入港したら、港の中央に位置するフェリー発着場の岸壁に向かってさらに減速して接近していきます。しかし、3週間前の大洗港出航時はワクワク感で満ち溢れていたのに、今はなんだか悲しくて仕方ねーぜ・・・。







接岸3分前。この頃になると係員の指示に従って船内随所に下船待ちの列ができてきますが、長距離フェリーはここから実際に下船するまでが長いんだよなぁ。

ちなみに普通の乗船客ならば、列に早く並べば早く下船できますが、バイクや車がある場合は、列の先頭に並んでも最後尾に並んでも下船までの時間は変わりません。したがってメット片手に慌てて列に加わることはせず、窓際の椅子に座ってのんびりと下船を待ちます。そしてこの時はまだバイクのウェア類は着ない方がいいです。







ちなみに「さんふらわあふらの」は7階建てで、そのうち車両甲板は1〜4階です。自分のバイクを何階に止めたか下船時まで覚えていれば問題はないですが、忘れた場合は乗船券の磁気カードの色を見てください。たしかカードの色と車両甲板の階層は対応していたと思いますが、間違っていたらすみません。







次第に長くなっていく船待ちの列。しかし、この列に加わっても下船開始までメット片手に数十分は立ちんぼで待つことになります。しかも、バイクや車の場合は慌てて列の先頭に並んだとしても、下船の順番には車両甲板の階層や駐輪した位置が絡んでくるため、ほとんど意味はありません。なので椅子に座って気長に待ちましょう。







その後、船内アナウンスに従って車両甲板に降りてきました。荷物を括り付けてWRの傍で下船の時を待ちますが、係員が係留ロープを外してから実際に下船するまでがこれまた長くて、結局30分くらい待ったかな。

なお、先ほど「まだバイクのウェア類は着ない方がいい」と述べましたが、それは恐ろしく蒸し暑い車両甲板での待ち時間が必ずあるためなんですね。

というわけで車両甲板でウェア類を着込んだ完全武装状態で下船待ちをしていると、すぐに汗だく状態になってしまうので、ウェア類は下船直前のエンジンをかけるタイミングに合わせて着込むのが良いと思います。下船待ちの間に暑さに耐えかねて、着込んだウェアを脱ぐライダーを何人も見かけました。







接岸作業が終了すると続いて車両甲板で下船準備が始まりますが、先述したように「さんふらわあふらの」の車両甲板は4階建てです。そのため、階層移動のためのスロープが天井からウイィ〜ンと下ろされます。







そしてこんな感じでスロープが設置されて、下船のためのルートが船内に構築されていきます。作業員さんも手慣れたもので、この作業はすぐに完了しますが、下船はこのスロープに近い車両から順番に行われるみたいでした。







まずは車が順次下船してゆき、続いてバイクの番。みんさん、汗だく状態で今か今かとスタンばっていますが、下船の順番はスタートダッシュの早い者勝ち順ではなくて係員の指示順です。なので空気を読まずにフライングをすると、殺気だった大勢のライダーからのヒンシュクと失笑を買いますよ。







そして1台づつ順番にスロープを登って下船していきます。その順番を待てずに大音響で空ぶかしするライダーがいて、「うるせーなー!」と周囲のライダーの嘲笑を買っていましたが、やかましいし、なによりも車両甲板が排気ガスだらけになるので止めましょう。そういうことをしても下船の順番は絶対に早まらねーし。







下船が終了して無事に茨城県大洗町の大洗港に上陸しました! 思えば3週間前、意気揚々と大洗港を旅立ったのがもう大昔の出来事であるかのように思えて仕方なかったですが、あ〜あ、これで本当に北海道林道探索ツーリングも終わりかぁ・・・。

なんだか気が抜けてしまいましたが、しかし、自宅に無事戻るまでがツーリング。どこかで聞いたような文言ですが、気力を振り絞って自宅へと帰還します。







その後、大洗港を後にするバイク集団に混ざって東水戸道路の「水戸大洗IC」から高速に乗り、友部JCTから常磐自動車道へと進み、その直後に現れる友部SAに到着したところでエネオス友部SA登り線SSで本日1回目の給油をします。

現在時刻は14時30分。フェリーの到着が早かったので予定よりもだいぶ早い時間でしたが、ここではハイオク196円 / で2.87L(560円)入りました。しかし、「高速価格」ということでハイオクリッタ−190円代と高いですなぁ。







給油を終えたら友部上りSAでは「俺専用」にしているいつもの定位置でしばし休憩。フェリーを下船してからここまで一気に移動してきましたが、涼しい北海道の気候に慣れてしまった身体には3週間ぶりの猛暑日続きの本州の暑さが耐え難く、冷たい缶コーヒー片手に速攻で日陰に避難です。







続いて守谷SA15時13分到着。今回の林道林道探索ツーリングで本当に最後の給油をエネオス守谷SA登り線SSで済ませますが、ハイオク195円 / で2.22L(432円)入りました。この先、首都高速経由で自宅に帰還しますが、首都高には給油所がないので、常磐自動車道利用時にはここがラストの給油ポイントになるんだよな。







最後の給油でタンクを満タンにしたら木陰に移動してしばし休憩。今日は夕方までに自宅に無事帰りつけば良いだけなので、のんびりと急がずに帰還します。







常磐自動車道「三郷料金所」で水戸大洗ICからの高速料金2370円を支払い、続いて「八潮本線料金所」で首都高速料金1590円を払ってそのまま首都高速「6号三郷線」→「6号向島線」へと乗り継いで「駒形PA」で休憩。

ここは上り線のみで二輪駐車スペースが3台くらいしかない隅田川べりの「浅草」にほど近い極小パーキングですが、東北道および常磐道方面からの帰りには必ず立ち寄ることにしており、そしてこの場所が「俺専用」の定位置なんだぜぇ。







駒形PAを出発したら「都心環状線」で銀座の街を駆け抜けて「1号羽田線」で東京都から神奈川県へと進み、その後は「神奈川1号横羽線」→「神奈川5号大黒線」と進んで首都高速ではお約束の「大黒PA」で最後の休憩。

平日だというのに大黒PAは相変わらず車やトラックが多く、また猛暑で蒸し暑かったですが、ここまで来れば自宅最寄りのインターはもうすぐそこ。冷たい缶コーヒー片手にループ橋を行き交う車を眺めながら無事に旅を終えた喜びの余韻に浸り、その後自宅に帰還して怪我なく無事故で北海道林道探索ツーリングは終了っ!

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