様似パンケ林道(民)/ Samanipanke 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2022.07.30 / No.H-004 
 [ 所在地 ]様似町 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]様似パンケ林道(町) [ 分岐林道 ]パンケ支線林道
 前進するほどに草深さを増して末端区間は河川氾濫によって鬼ガレで路面消失状態に!

満第2発電所ダム上流に延びる様似パンケ林道(町林道様似パンケ線)を幌満川伝いに道なりに進んでいくと、やがて左折分岐していく様似パンケ林道(民有林林道様似パンケ線)の起点です。すぐ傍には左折方向を示して林道標が設置されており、それには直進方向の本線と同じく林道名が「様似パンケ」と記されているため、初めてやって来ると左折側が「こちらが本線?」と思ってしまうかもしれません。
名の様似パンケ林道(町)から左折分岐していく様似パンケ林道の様子(民)です。幌満川に沿って直進していく様似パンケ林道(町)とは異なり、こちらは幌満川支流のパンケ川伝いに遡っていくコースですが、路面状況は直進方向と変わりなくフラットでみるからに走り心地良さそうな状態でした。林道ライダーならば即座に立ち入りたくなると思います。
→ 林道標を眺める!
らわしい林道名についてはさておいて、さっそく様似パンケ林道(町)のダートに突入させていただきます。するとその先で幌満川を左岸に渡るやや長いコンクリ橋が現れますが、橋の名は「白樺橋」。位置的には幌満川支流のパンケ川が左から合流してくる地点の360mほど上流の場所で、橋を渡って少し進むと左手にパンケ川が寄り添ってきます。
→ 幌満川を眺める!
樺橋を渡るとパンケ川が緩く蛇行しながら左手に近づいてきます。ダートはこの流れに沿って延びているので様似パンケというわけですが、幌満川伝いに進む本線については、なぜか林道名が様似幌満ではなくて、そちらも様似パンケなので紛らわしいです。
ートは基本的にはパンケ川の右岸伝いに進んでいきますが、たまに岸辺から離れて川沿いの森の中を進む区間もありました。川岸から離れてパンケ川の流れが見えなくなると、それだけで樹海のように深い森の趣をひしひしと感じてしまい、路面も夏草の生えたワダチダートになりますが、路面状況的にはいたってまとも。快適ダートが続きます。
お、まるで緑の回廊じゃないですか! 両脇に壁のように連なる樹林のまっただ中をエンジン音も軽やかに前進していきますが、ここは夏の明るい陽射しに照らされて白く光り輝くワダチが見目麗しく、思わず鼻歌交じりのご機嫌な気分になっちゃいました。
ばらく森の中を進むと再び左手にパンケ川の流れが寄り添ってきましたが、ここはなんだか川の中を走っているような感じの区間。増水で崩壊した林道路肩を復旧させた区間であるのか、それとも単に岸辺に強引に道を通しただけの区間なのかは分かりませんが、路肩がコンクリ擁壁と転落防止ブロックできっちりと固められています。
の後も水際から離れては再び近づくを繰り返しながらパンケ川伝いにWRを進めていきますが、ここは川辺の森を抜け出る瞬間。すぐ前方にはゆったりと左にカーブを描くパンケ川が見えていますが、しかし、ピーカンな夏の陽射しが眩しいぜぇ。
して樹林から抜け出した先の状態がこれ。パンケ川の広々とした河原が広がっていて、その右岸にへばりつくように似パンケ林道(林)のダートが延びていましたが、ここは堤防の上を走っているみたい。氾濫したパンケ川の岸辺を整地して林道を通しているような感じでしたが、とにかく明るさに満ち溢れて爽快さが抜群でした!
→ 路肩を眺める!
るで岸辺の堤防のような不自然な区間を通り過ぎると、その先で再びパンケ川右岸の森に入っていきますが、すると「パンケ2号橋」を渡ります。その名の通り、ここで渡っているのはパンケ川で、様似パンケ林道(民)はここで左岸に位置を変えます。
ンケ2号橋でパンケ川の左岸に渡ると、若干ダートの草深さが増してきました。ワダチの雑草も背丈が高くなり、これまで以上に道すがらの山深さを感じるようになってきます。でも今のところは路面状況に問題はなし! よって前進あるのみですね。
ると今度は「パンケ3号橋」を渡ります。再びパンケ川の右岸に戻るわけですが、ここは橋上から流れがよく見えています。鬱陶しい蚊やアブは全くおらず、また、だいぶ奥深く川沿いに遡っていきたというわけで、立ち止まって川面を眺めておきますよっと。
→ パンケ川(上流方向 / 左)を眺める!
→ パンケ川(下流方向 / 右)を眺める!
、あからさまにイイ感じで草深くなってきたな! しかし、実はこの時点でおよそ12kmある延長距離のうちまだ半分にも至っていなかったりします。この林道が前進するにつれて草深くなるピストンであることは分かっていますが、道半ばにしてこの草深さかぁ・・・。うふふ、この先なんだか面白れぇことになりそうな予感だぜぇ!
らね。予感的中。右手の森の奥から流れる名も無き小さな沢がダートを横切っている地点に遭遇しました。おそらく、本来はここに沢など流れておらず、集中豪雨などの大雨で発生した水の流れがダートを掘削するように横断し、このような直渡り箇所を作り出したと推測しますが、しかし、オフバイク的には楽しいアトラクション。コケないように注意しながらジャバジャバと渡ってやり過ごしました。
水でダートが酷くえぐれていた直渡り箇所をやり過ごして様似パンケ林道(民)をさらに進んでいくと、今度は「望岳橋」が出現。橋の名は望岳ですが、しかし、周囲は鬱蒼とした樹林に覆われていて、これぞという山は見えていなかったような気がします。
→ パンケ川(上流方向 / 右)を眺める!
→ パンケ川(下流方向 / 左)を眺める!
奥の望岳橋を渡ってパンケ川の左岸伝いにさらに進みますが、右も左も緑一色の深い樹林だらけ。地図上ではパンケ川のすぐ傍を進んでいるのですが、川の流れは全く見えておらず、怖い森のクマさんがじっと潜んでいそうな森の中を行く区間が続きました。
→ さらに様似パンケ林道(民)を進む!
→ 探索終了!
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