風達幹線林道 / Fuutatsukansen 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2022.08.01 / No.H-046 
 [ 所在地 ]足寄町 [ 状態 ]完抜ダート [ 接続林道 ]上足寄林道・吉野沢林道・町道上足寄駅逓フータツ線
 [ 分岐林道 ]風達第1支線林道・風達第2支線林道風達第4支線林道風達第6支線林道
 厳密には野沢林道に接続して上足寄林道への完抜けルートを形成するが、通り抜けはたぶん無理・・・

寄町足寄本町から陸別町とを結ぶ道143から上足寄林道(現町道上足寄駅逓フータツ線)に入線して道なりに進んでいくと、やがて現れる風達幹線林道の起点となる左折分岐です。起点は足寄川に架かる「風達橋」を渡った直後に現れますが、ここはちょうど足寄川にフウタツアショロ川が合流する地点。風達幹線林道はここからフウタツアショロ川伝いに「イユダニヌプリ(902m)」の南麓を遡っていくコースになっています。
足寄林道ら左折分岐で開始する風達幹線林道の行く手を眺めるとこんな感じ。硬く締まったフラットダートがカーブしてその先に延びていますが、実はこの区間、厳密には町道上足寄駅逓フータツ線になっています。上足寄林道が道143の入口からここまで町道化されたのに伴い、風達幹線林道もこの先の一部区間が町道化されているんですね。話がややこしくなるので当サイトでは町道化された区間も含めて「風達幹線林道」として紹介しますが、分岐に町道化される以前の林道標がそのまま残されてるのがかなり紛らわしいです。
→ 地図で確認!
→ 林道標を眺める!
→ 付近を調べる!
線直後のカーブを過ぎるとフータツアショロ川左岸の深い森の真っただ中をストレート主体で進んでいきます。ダートには数日間に降った雨により区間的に水溜りが発生しており、泥跳ねがちょっと気になりましたが、硬く締まった路面は走りやすかったです。
を向いても左を向いても鬱蒼とした緑の森が広がるだけの風達幹線林道。やがてフウタツアショロ川を右岸に渡るコンクリ橋が現れましたが、橋名板が掲げられておらず橋名は不明。ちなみに河川名の「フウタツアショロ」は言うまでもなくアイヌ語。日本語で「川口に樺の木が多くある足寄川」の意味なのだとか。
達第1支線林道発見! 名称不明なコンクリ橋を渡ると、そのすぐ先で今度はパンケフウタツアショロ川を渡りますが、その直後に左折ダート分岐が出現! 分岐にはなぜか林道標が未設置でしたが、後日某資料によってここは枝分かれに分岐していく風達幹線林道系の支線の1本、風達第1支線林道であることを確認しました。
→ 風達第1支線林道の様子を眺める!
達第1支線林道分岐を過ぎてなおもストレートが続きますが、北海道の幹線林道ではよくある話ですが、どうやらここは足寄森林鉄道の軌道跡だったみたいです。具体的には1940(昭和15)年に敷設されて1958(昭和33)年に廃止された全長9.8kmの「フータツ支線」とのことですが、なるほど、林道は軌道跡なのでダートも直線主体になっているのか。
ぎ去った遠い昔の林鉄時代に想いを馳せながら進んでいきますが、やがて現れるのが左に分かれていく風達第2支線林道の分岐です。本線の風達幹線林道は右方向なのでそちらに進みますが、実は町道上足寄駅逓フータツ線はここが終点になっています。つまり風達幹線林道の町道化区間はここまでであり、厳密にはここから風達幹線林道の残存区間が開始するというわけ。ただし、終点を示す町道標は未設置であり、そもそも風達幹線林道が区間的に町道化されていることすら気が付かない場合がほとんどだと思います。
→ 林道標を眺める!
→ 風達第2支線林道の様子を眺める!
→ 風達第2支線林道に突入!
達第2支線林道との分岐を右折すると、その後は東に大きく方向を変えていく風達幹線林道をさらに前進中。進むにつれて路肩に茂る藪の草深さが増してきたような気がしますが、ダートは荒れ知らずな快適フラット状態。おかげでガンガンに進めてしまいます。
道の奥へと進むにつれて、場所によっては路肩の藪は人の背丈の高さを越えてきます。これは森のプーさんがガオォ〜っと飛び出してきてもおかしくない危うい状況ですが、気にせず風達幹線林道のダートを前進中。また、地図上ではすぐ側をフウタツアショロ川が流れているはずでが、どの方向を眺めても視界に映るのは濃密な夏草の緑のみ!
達第4支線林道発見! その後も深い森の中にひたすら続くストレートを遮二無二進んでいきますが、やがて黒茶色にサビまくった林道標と共に第4支線林道の右折分岐が出現! 風達幹線林道は林道名に「幹線」が付くだけのことはあって支線林道分岐が多く、それらは連番となっているのですが、うむ、ここはその4番目だな。
→ 林道標を眺める!
→ 林道標を眺める!
→ 風達第4支線林道の様子を眺める!
→ 風達第4支線林道に突入!
4支線の分岐を確認したら、引き続き風達幹線林道を進んでいきますが、現在地の標高はおよそ388mほどで、標高286mの起点からの距離はおよそ5.5km。したがってここまで5.5km進んで高低差100mを登ってきたわけですが、それくらいの勾配角度だと坂道を意識することもなく、ダートは水平状態とほとんど変わりなかったですよ。
フバイクはもちろんのこと、林業関係車両と出会うこともなく静寂そのものであった風達幹線林道。終点までの中間地点を過ぎると、いよいよ路肩の草深さも増して閉塞感もアップしてきましたが、遭遇するのはダートをウロつくキタキツネだけだったかな。
して車両の通行が途絶えているわけではないようですが、通行量の希薄さがあからさまであった風達幹線林道の終盤区間に突入。ワサワサとせり出た夏草の藪で幅員はかなり圧迫されて閉塞感も抜群! ダートは蔓延る雑草で芝生状態になっていました。
達第6支線林道発見! 本線林道をたどり、枝分かれ式に分岐していく未知なる支線林道群を次々と発見していきますが、第4支線の次に現れたのは第5支線をすっ飛ばして現れた風達第6支線林道でした。ここまで進んでくると本線の風達幹線林道もかなりの草深さになりましたが、そこから分岐する第6支線は・・・言わずもがなの雰囲気だったです。
→ 林道標を眺める!
→ 風達第6支線林道の様子を眺める!
→ 風達第6支線林道に突入!
→ 振り返る!
なり山奥へと分け入った地点で現れた風達第6支線林道分岐ですが、風達幹線林道のダートはその先になおも続きます。これは分岐を直進していく風達幹線林道の様子ですが、ここを境として路面状況が急激に悪化してるのを確認。草深さがこれまで以上に激しくなり、見方によってはダートが藪に呑まれて消滅、ここで道が自然回帰しているようにも見えていますが、うふふ、なかなか素敵な状況になってきましたよ!
→ 探索終了!
→ さらに風達幹線林道を進む!
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