いかにも薄暗い雰囲気でことさら山の寒さが身に凍みる晩秋の山林内。 鮮やかなモミジは綺麗ですが、 暗い森の中ではらはらと散りゆく美しさには、 死の季節である冬へと向かう終焉の予感をはらんでいるみたい・・・。 鮮やかな紅に込められた盛者必衰の理、 日本人が自然の摂理の中に見いだす仏教的無常観というやつを感じてやみません。 滅するものの美しさを感じさせる紅葉でした。
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