豪華絢爛な秋の錦絵の世界とは異なった、
どこか暗い影のある美しさで見る者を魅了してやまない紅のモミジ。
怖さをも感じさせる美しさにはっとさせられます。
日本人ならば誰もが感覚的に理解できる美意識でありながら、
説明しようにもうまくできないもの、
すなわち「寂び」の美を垣間みた瞬間であったんですね。
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