ヲテマ林道路肩の林縁で見かけたトチノキの若木の黄葉です。

トチノキは北海道から九州まで冷涼な山地の沢沿いに生えて大木に育つ落葉高木で、
その実は「トチ餅」などでよく知られていますね。
葉は20〜40センチと大形で1ヶ所から放射状につくのが特徴。
大きな茶色い枯れ葉となって地面に落葉しているのを秋の林道でよく見かけます。

秋に緑から黄色に染まり始めると、
その後は一部が褐色した葉がすぐに増えてきて、
そのうち大半が褐色して落葉してあっという間に茶色く褐色化して縮れてしまいます。

このトチノキは黄色への色づき始めと褐色化が同時進行していましたが、
モミジやカエデの紅葉目当てで林道へ出かけると、
その頃には葉の大半がすでに地面に落ちて茶色く萎びていたりします。

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