横尾林道のダートに覆い被さるようにして黄葉していたアブラギリです。

アブラギリの葉は15〜20センチと大きく、
常緑樹の生い茂る横尾林道では遠目にも鮮やかによく目立ちました。
葉の形は環境や成長段階、個体によって大きく変わり、
ハート型や卵形、2〜3つに裂けるものなど様々で変種も多いそうです。

果実から「桐油」と呼ばれる脂肪油が採れるので房総丘陵をはじめ各地で植栽されていますが、
野生化して山地に自生する姿も見かけることもありますね。

ただし、種子には毒性分のエレオステアリン酸が含まれるので注意。
食べると吐き気や嘔吐、腹痛、下痢などで酷い目に遭うのでそのつもりで・・・。

→ 出発する!