長谷高遠林道の長谷側区間、稜線伝いの快適フラットダートはただいま完抜け化工事中! |
↑走り心地、雰囲気共に抜群で林道初心者でも安心して楽しめる1本。展望のきく快晴時に訪れれば素晴らしさも倍増すること間違いなし! |
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現在(14.06 時点)2区間に分かれて完抜け工事中である長谷高遠林道の長谷区間。高遠区間と同じく、稜線沿いのスカイラインを行くフラットダートでとても走りやすい。できれば快晴時に訪れることをお勧めしたい。なお、道すがらの景観や明るく開けた雰囲気は抜群である。現状としてはピストン状態であるが、長坂林道経由でアプローチもしくは退出することで同じ道を引き返すことなく通り抜けが可能。高遠区間と比較すると延長距離は短いが、高遠区間を訪れたならばセットで訪れておきたい1本である。 | ||
[所在地]伊那市 [路面状況]全線ダート / ピストン(2014.06 時点) [分岐林道]長坂林道 [コース]R152号線(中沢峠付近)から山中に延びる |
長谷高遠林道(長谷区間)の途中にある長坂林道分岐地点です。本来ならば、R152号線の中沢峠付近の入口から紹介するところですが、高遠区間から長谷区間へと乗り継ぐ場合は、たいていは長坂林道経由でやって来ることもあり、また、現在長谷高遠林道は2本のピストンで構成されているといったルート的な事情もあって、今回はこの地点から紹介してみたいと思います。というわけで、まずは長坂林道からの出口を右折(画像では手前方向)して高遠区間との間の未完成地点までをピストン往復してみることにしますよ。 | |
長坂林道から長谷高遠林道へと入って高遠区間との間の未完成区間を目指しますが、そこはすでに標高1200mほどの尾根筋のスカイラインとなっていました。長谷区間はR152号線「中沢峠」付近から尾根の稜線伝いに進むコースのため、とくに勾配区間もないままその全てがスカイラインとなっている状況です。そんなわけでダートは等高線を忠実になぞるように開設されているので、強引に切り崩した切り通しなどが目立ちます。 | |
一応、ここは尾根筋の山岳コースですが、ほとんど険しさの感じられない快適なフラットダートが続きます。コース上の障害となる斜面は全て切り崩して道が通してあり、おかげで前方視界もかなり良好。高速巡行も十分に可能な状態でした。 | |
稜線付近の斜面沿いに進んでいくと、やがて「戸倉山登山口」が現れました。ここにどれほどの登山者が訪れるのかは分かりませんが、R152号線→長坂林道→長谷高遠林道(長谷区間)のルートで進んで来ると、その途中で見かける戸倉山登山口の道標はここを示していたようです。ちなみに、探索時にはここに「1km先全面通行止」なる立看板が1基ぽつんと置かれていましたよ。
→登山口を眺める! |
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登山道入口を過ぎてさらに前進しますが、ダートでは道すがらに所々で南アルプスの山々が望めてなかなか良い雰囲気です。この先はピストンなので、一部の林道好きや工事関係者車両以外の立ち入りはほとんどないとみえ、ダートは心地良い静寂さに包まれていました。 | |
そのまましばらく進むと行く手を鉄パイプ冊が軽く塞いでいました。おそらく高遠区間への延長工事地点に近づいてきたものと思われます。でも、とくにその先の工事を示すような立看板はありませんでした。鉄パイプ冊の脇を失礼して先へと進ませていただきます。
→景色を眺める! |
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鉄パイプ冊を失礼してその先に進むと、すぐにこのような立派なコンクリ橋が現れました。完成ホヤホヤらしく、まだ全てがピカピカに白く輝いていました。断崖のような斜面を大きく切り崩し、同時に深くえぐれた谷間に橋を架けたこの地点、相当な工費がかかったことでしょう。長谷高遠林道、けっこう気合いを入れて工事をしていたみたいですよ。
→橋上から左手を眺める! →橋上から右手を眺める! |
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コンクリ橋を渡って断崖状の斜面を大きく回り込むと、そこでダートはぷつりと途切れていました。ここが長谷区間の末端地点であり、現在(14.06 時点)高遠区間側からここを目指して延長工事が行われている最中です。未完成区間を挟んで両側から同時進行で開設工事が実施されているのかと思いましたが、そうではなかったみたい。ここで工事が行われている気配はまったくなかったです。高遠側から道が延びてくるのを待っている状態ですね。
→その先を眺める! →振り返る! |
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長谷区間側の末端を確認した後、長坂林道との分岐地点まで戻ってきました。今度はここから中沢峠付近のR152号線への出口を目指します。 →長坂線に突入! |
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R152号線へと向って稜線伝いのスカイラインとなった快適なダートを進みます。先ほど視察してきた末端区間のような真新しさはないですが、踏み固められたダートはその分砂利が減ってちょうど良い感じに。そして途中では相変わらず南アルプスの眺めを楽しみながら進むことができます。
→景色を眺める! |
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適度なアップダウンとカーブがとても心地良かった長谷高遠林道(長谷区間)のダート。明るい新緑に包まれた林道の雰囲気も申し分なし! エンジンにものを言わせた走りを楽しむもよし、まったりとトコトコ進むのもまたよしで、ここは林道ライダーで良かったと思ってしまう瞬間でした。 | |
それでもここは山岳ダートであるため、自然の険しさを思わせるようなシーンも目撃します。コンクリで固められた土砂崩れ防止の擁壁区間では、バキバキに傷んで剥離しているのが目立ちました。ひび割れの隙間から潅木が映えてしまってる箇所もあったりします。大丈夫かな、ここ。 | |
そしてR152号線の中沢峠付近の峠越え区間に突き当たって長谷高遠林道(長谷区間)は終点をむかえます。とくにゲートは設置されていないようで、ひし形の林道標も設置されていましたよ。なお、そこには立看板が立っていますが、それは通行止めを示すものではなくて高遠頬面に通り抜けできないことを示すものでした。そして探索時にはなぜかコーンが置かれていましたが、基本的にここは自由通行状態にあるようですね。というわけで、景色、走り心地、雰囲気共に素晴らしかった高遠林道(長谷区間)の探索はここまで!
→探索終了! →振り返る! →立看板を眺める! |
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