探索日 2006.011.06
No.Y-nameless-2

名無し林道線 ■南部町 ■半ダート ■接続→剣抜大洞線
■剣抜大洞線から分岐して山中へ延びる

 開設目的がイマイチ不明なショートのピストン半ダート  

 ↓途中、見晴らしのきく地点もありますが、そのほとんどはコンクリ舗装であ
 り、終点には何もないので、ここは無理して入線することもなかろうかと…。
……こんな感じ……
■剣抜大洞線から分岐する名無し林道。ゲートの設置された入口からコンクリ舗装が延びており、終盤間際でようやくダート区間が現れるが、その直後に小さな回転場でエンドになっている。入口をぱっと見した限りでは、ここは林道開設中のピストンかとも思ってしまうが、探索時の状況では今後も延長工事が行われそう気配もなく、ただ単に道を造っただけ、といったところか。途中には見晴らしの良い断崖地点も現れるが、悲しいかな延長距離が短いので、これといった印象を受ける間もなく終点にたどり着いてしまう。よって、ここはゲートが開いていた場合のみ入線してみる程度でいいだろう。

■剣抜大洞線を町営奥山温泉方面から進むと、右カーブ登坂路の途中左手に現れるこの地点が入口になります。剣抜大洞線を走破したことのある方なら、この分岐に見覚えがあることと思いますが、探索時においては林道標は未設置状態でした。雰囲気的には新規開設中のピストン支線らしく思われたものの、それはあくまで推測。ぱっと見しただけではここがどういう道であるのか不明であり、非常に気になるところです。しかも頑丈そうなゲートで封鎖されているし…。
■ゲートの手前で進退を思案中。手っ取り早く脇から迂回する手もありますが、強○突○の暴挙に及ぶ前に、まずはダメもとで閉じられているゲートを調べてみます。
■ぎぎぃ…。「あっ、開いちゃったよ、ここ!」試しに手前に鉄柵を引いてみると、なんと、ゲートオープン状態に! どうやら封鎖は形だけで鍵はかかっていなかったようです!
■というわけでゲートのその先へと進みますが、しばらくはコンクリ簡易舗装路の登り坂がが続きます。途中では切り立った険しい断崖地点(最上段の画像参照)を通るなど、コース的にはまあまあでしたが、いかんせん、ここはコンクリ舗装。ひょっとしてこのまま全線舗装? と思いきや、いきなり舗装が途切れて小石をまぶしたようなザクザクとしたダート区間がようやく現れました。
■ダートが現れたことで、「こいつは少しは期待できそうだ」と思いきや、すぐその先でダートはあえなくエンドに…。その先端は僅かに路肩の脹らんだ車両の回転場となっているだけで周囲には何もなく、また延長工事が行われそうな雰囲気もありません。沿道には土場や伐採現場などもなく、かといって植林地帯への作業道になっているようにも見えず、ここはただ単に杉林の中に道が延びているだけ、といった感じでした。何を目的として開設されたのかよく分からないピストンですが、名無しならではといったところでしょう。
→探索終了!
→引き返して剣抜大洞線に向かう!
→今来た道を振り返る!