ダート左手には限界角度にまで堆積した尋常でない量の砂礫が!
参考までにこのように砂礫が崩れずにいられる最大角度を「安息角」といいます。
それは個々の砂礫の大きさや摩擦と重力の釣り合いで決まり、
試しにもっと急な斜面を作ろうとしても砂礫は斜面を転がり落ちてしまい、
この斜面の安息角を越すことはできません。
つまりこの斜面は現時点では辛うじて安定を保っている状態、
もしくはいつでも崩れるように待機している状態と言ってもいいでしょう。
すなわち、任意の位置に一粒の小石を投げ加えることで
可能性としてはさらなる土砂崩れを誘発できてしまうということですね。
命とバイクの保証はできかねますが、
ウソだと思う方は現地にてぜひ実験してみて下さい…。
→出発する!