六番林道 / Rokuban 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
六番林道 [1] [2]
して沈下橋が連続してもう1箇所。その全景はこのような感じであり、上流から押し流されてきた土石が路面にまで溢れていましたよ。この沈下橋は砂防ダムの役割も兼ねているようですね。美しさだけがとり沙汰される富士山ですが、その荒々しい一面を垣間見た瞬間でもあります。
→沢を眺める!
つまでも終点が現れないでいて欲しい、そしていつまでもこの雰囲気を味わい続けていたい、思わずそう願ってしまうような六番林道のダート。探索時の天候は快晴ではなかったものの、しっとりとガスに包まれた林道の雰囲気は、それはそれで得難いものがありました。路面にまぶされた小砂利をザクザクと踏み締めながら軽快に進みます。
らに沈下橋です。水流が無くてガレているのは、これまでと同じですが、その様子は「沢」というよりも台地を切り裂く「裂け目」といった方がぴったりかと。噴火後、大森林を形成するまでに年月を経て堆積した土を水流がえぐり、かつて富士山麓を覆い尽くした溶岩層が沢岸に荒々しく露出しているのが見てとれました。凄いです、ここ!
の風格というのでしょうか。林道探索でそれ感じることはあまりないのですが、ここでは美しさと共にそれがありました。それは畏怖さえも感じさせるものであり、なんかとんでもない所に来てしまったような気がします。その雰囲気、ちょっと恐いくらい!
→路肩を調べる!
してここ、一見するとなんでもない土質っぽい路面の箇所ですが、実は沢を直渡りで横断している地点です。前方の右折路のように見えている地点が沢本体であり、大雨で氾濫した沢がダートへと大量の土を押出してきたみたい。大雨時の土石流じみた沢の凄まじさがうかがいしれました。なお、行く手の地面に刻まれた一筋のタイヤ跡は当方のもの。先行車などあろうはずがないです。
間的例外を除いて、すこぶる快適ダートである六番林道ですが、探索時にはちょっとした荒れ地点も存在。雨水が集中してその濁流がここを横切ったのか、ダートに亀裂のような深い溝が発生していましたよ。やはりここは林道、路面には何が発生しているか分りませんね。
してたどり着いた終点、すなわち左右に横切る「北山林道」への合流地点です。その雰囲気、走り心地共に最高であった六番林道がここで終わってしまうのはとても残念ですが、仕方ないです。ですが、ここを右折して北山林道から上井出林道へと乗り継げば、さらに富士山三昧のダートがかなりの距離の楽しめるでしょう。ちなみに左折すると再び県180号線こと富士山スカイラインへと戻ることが可能。ただし、一般同退出は困難ですけどね。というわけで六番林道の探索はここまで!
→探索終了
→富士山(北山)林道に突入!
→富士山(北山)林道(右折側)を眺める!
→富士山(北山)林道(左折側)を眺める!
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