[ 所在地 ]浜松市(天竜区) [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]大寄林道 [ 分岐林道 ]高森山林道 |
快適フラットダートで登坂、徐々に変化する山岳ダートの趣がまったりと楽しめる! |
旧水窪町(現浜松市天竜区)の奈良代山(1624m)へと至る奈良代林道の入口です。水窪ダム方向からアプローチしてくると、やがて左手に高森山林道の入口があるこの地点に至りますが、某資料によればここから直進方向が奈良代林道で、手前区間は大寄林道とのこと。始めてやって来た場合、そこまで知ることは難しいですが、まあ、厳密にはそういうことになっているらしいです。そして奈良代林道の林道標はなぜかここから水窪ダム方向に少し戻った地点に設置されていたりします。 | |
探索時にはそのような事情は知るよしもないため、林道標を目にすることなく高森山林道から奈良代林道へと乗り継いで入線しましたが、いずれにせよここは味気ない舗装区間なのでそれもどうでもいい話。ということでまずしばらくは舗装区間が続きます。 | |
そして奈良代林道の起点となっている高森山林道分岐地点からしばらく進んだこの地点、ここから待ちかねのダートがいよいよ開始します。ダラダラとした舗装路区間をたどった末の、ダートが現れた瞬間のなんとも嬉しいことよ! | |
ダート開始と同時に斜面に展開するスギの植林の中へと進んでいきます。地図上では奈良代山を目指して最終的に標高1580m地点まで登り詰め、進むにつれて高度を上げていくコースの奈良代林道ですが、まずは普通によく見かけるフラットに締まった路面が続きました。ちなみに現在の標高はおよそ1000mほどですよ。 | |
スギ林の斜面をなだらかに登っていくと、樹林の途切れた場所からは天竜の広大な山々が! まだ先は長いですが、早くも現れたビューポイントに眺め入ってしまいました。素晴らしい景観はヤル気を倍増させる効果があるんですね。「行くぜぇッ!」と気合いが入ります。
→展望を眺める! |
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素晴らしい天竜の山々の景観にヤル気も倍増! 春の陽射しの明るさに満ち溢れたダートを元気よく進みます。緑に萌える山の新緑は美しく、暑くも寒くもなくて気温的にもちょうどいい感じ。フンフンフ〜ンと、思わず鼻歌も飛び出してしまいます。 | |
しかしこの林道にはほとんど荒れがないですね。まったく走りやすいの一言ですが、それはこの先に奈良代山(1624m)、奥布山(1741m)、シャウジ山(1835.6m)への登山道入口があるためでしょう。登山口へと向かう四輪の通行もそれなりにあるので、路面維持がしっかりとなされているみたいでした。ただし、それが舗装化という事態に発展しなければよいのですが。 | |
「怪しい分岐!」そんなこんなで気分良く奈良代林道を進んでいくと、左折ダート分岐が現れました。おそらく作業道の類であると思われますが、最終的にどこへと至っているのかは不明。入口から眺めた限りでは荒れていることもなさそうでしたが、その真偽もまた不明です。
→左折ダートの様子を眺める! |
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左折ダートを分岐した先で小規模な崖崩れ跡を見かけました。でもすでに問題なく片付けられていましたよ。林道は登山者の四輪も通行するため、迅速に復旧処理されたようです。オフということで秘かに多少のガレも期待していたのですが、ちぃ、つまんない。 | |
「また怪しい分岐!」崖崩れ跡からしばらく進んでいくと、今度は右折するダートの入口がありました。ただし、そこに林道標はおろか、作業道標の類はなにもなし! 帰宅後、地理院地図で調べてみましたが、予想通り記載はありませんでした。荒れている様子はなく、どこまで延びているのかは不明ですが、まずもってここも作業道だと思います。
→右折ダートの様子を眺める! |
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2箇所続いた作業道分岐ですが、そのすぐ先で3箇所目が現れました。正体不明ダートが切り返す形で左手の斜面を駆け登っていましたが、ここもピストン系作業道にちがいなさそう。ただし、立ち入るもなにも、探索時には斜面から根こそぎずり落ちてきた倒木が! そしてこの地点ですが、実は大規模な土砂崩れ跡でもあったみたい。路面が不自然に急な盛り上がりを見せていたんだっけ。路肩のガードレールに注目すればそれが分かります。 | |
実は土砂崩れ跡でもあったそ作業道分岐を過ぎると、その後は落ち着いた区間が続きました。やはり登山者の四輪の通行を意識してか、路面維持がしっかりとなされているみたいです。ちなみに、帰りがけにこの付近で団子状に連なった登山者の無数の四輪とすれ違いましたが、運が悪いと登山口へと向かう四輪の砂埃を延々と浴びながら走るハメになるかも・・・。 | |
さらに進んで標高が上がっていくと、きれいな淡い朱色やピンクの山ツツジがそこかしこで目につき始めます。春の山岳林道でよく見かける鮮やかな美しい花ですね。サクラが終わった後が盛りとのことらしいですが、春は秋とともに林道がとても美しくなる季節。道中ツツジ狩りをも楽しめてしまった奈良代林道ですよ。
→ツツジ狩り! |
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その後に現れたストーレート区間。所々で崖崩れの痕跡があって山岳ダートの趣がありつつも、小砂利質の路面は快適状態が完璧に維持されていました。険しさが皆無という点では少々物足りないですが、のんびりまったりと走るにはちょうどよかったです。 | |
そんな小気味の良いストレートを進んでいくと、ここにも左折ダートの分岐が! 植林の薄暗い奥へと延びる小枝まみれのダートは作業道であり、他にはなかった作業道標が設置されていました。おそらくピストンでしょうが、入口には立ち入りを規制するワイヤーが張られていましたよ。というわけでここはパスしてそのまま本線を前進します。
→さらに奈良代林道を進む! →探索中止! →作業道標を眺める! →作業道の様子を眺める! |
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