奈良代林道 / Narashiro 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
奈良代林道 [1] [2]
ると、ダートはやがてチェーンゲートの設置されたこの地点に到達。ここは登山者の四輪の駐車スペースとされているようで、登山者向けの注意板や登山ポストが設けられていました。ただし、登山道入口はここではなくて、ゲートの先をさらに進んだ地点にあるみたい。おそらくここはかつての奈良代林道の終点だったのでしょう。その後、ゲートの先の区間が延長開設されたと思われますが、それなのに、ここにはちょっと首をかしげてしまうような林道標が設置されてたりします。
→登山ポスト!
→付近を調べる!
→振り返る!
?!」チェーンゲートには南京錠が付いていましたが、ダメ元で秘技「ガチャガチャ」を試みたところ、なんとジャラジャラっとチェーンが弛んじゃいましたよ。それはまるで「さあ、おゆきなさい!」と誘っているかのような状態・・・。前進させていただきます。
面の手入れがいいのか、それとも開設間もないのか、チェーンの先で右カーブで一気に登坂していたダートは真新しい小砂利の敷かれた状態でした。かつての林道終点の先に延長されたこの区間、まだほのかに真新しさが感じられました。
の後、小砂利ダートはなだらかに樹林を登っていきますが、やはり路面に荒れは全くなかったです。登山道入口がこの先にあるために至せり尽くせりで路面維持していると思われました。そして先ほどのゲートの甘さもそれに由来しているのかも・・・。
やかではありますが、それでもぐんぐんと高度を上げていく奈良代林道(林業専用道)。路面はあくまでフラットかつ快適状態ですが、標高の高さを意識させる山岳ダートの趣が濃くなってきましたよ。そしてそれは「奥布山」もしくは「シャウジ山」だと思われますが、やがて前方に突出した山の頂が現れて、なかなか悪くない雰囲気です!
岳ダートの趣を楽しみながらさらに進んでいくと、やがて坂道の傾斜角度が増してきます。奈良代林道、どうやらこの辺りからジグザグに切り返して一気に標高を稼ぐコースに変化する模様。多少のガレが楽しめるかとも思いましたが、路面はあくまでフラット状態のままでした。ちなみに、あの看板は林道標ではないですよ。
面は相変わらずのフラット状態ながらも、連続勾配で一気に高度を上げていくダート。エンジンにものを言わせて快適に登っていきますが、とある地点でブロックタイプの林道標を発見! 思えばここまでまともな林道標がなかったのでちょっと嬉しくなりました。
→林道標(ブロックタイプ)を眺める!
らにジグザグコースの登坂路を駆け登っていきますが、この区間は細かく延長されていったようですね。行く手にはちょこまかと林道標がこまめに設置されていました。それにしてもこの林道標ですが、路肩からずり落ちないか心配です。
岳ダートの心地良い趣を満喫しつつガンガンに登坂していく奈良代林道。あとはその末端まで一騎駈けに登り詰めるのみと思っていたのですが、こんな所にもゲートが! しかもここ最近設置されたらしいホヤホヤ状態で・・・。これはもうなにがなんでも「登山者は絶対に登山道入口まで歩かせる!」といったところでしょうか。
も引いてみたらなぜか開いちゃった・・・。
いうわけで、2箇所目のゲートも失礼させていただいて引き続き登坂していきますが、前進するにつれて路面の真新しさが目立ってきたようです。進むほど開設年度が新しくなっていくので、考えてみればそれも当然ですけど。
してたどり着いたのがこの地点。奈良代山および奥布山、シャウヅ山への登山道入口です。路肩が膨らんでいて駐車スペースのようにも見えますが、ゲートの存在により登山者はここまで歩かなければならないので、本来はそういうスペースではないみたい。なお、ここには「栃生山↑」とのみ記された道標のみがあって、「シャウヅ山」と記された道標は設置されていません。一瞬「?」となってしまいますが、でも実は「栃生山」とはシャウヅ山の別名なんですね。
→道標を眺める!
なみに登山道入口の標高はおよそ1580m。当初はそこが奈良代林道の終点だと思っていたのですが、どうやらそれは嬉しい勘違いであった模様。突貫的に斜面を切り崩した切り通しを抜けて、ダートは途切れることなくさらに続いているのを発見! というわけで、その先は地理院地図にも記されていませんが、知らぬ間に奈良代林道はさらに延長されていたようです。
して切り通しを抜けた地点に純真新しいブロックタイプの林道標を発見! 疑うことなく当然そこに「奈良代林道」の文字が記載されていると思ったのですが、なんとそこにあったのは「奈良代林業専用道」なる記載! う〜ん、さすがにそこまでは予測できなかったですが、どうやら林道区間はここまでであったみたいですね。というわけで本来ならばこの地点をもって探索終了ですが、せっかくなので林業専用道区間も引き続き紹介します。ただし、当サイトでは便宜上、以降の区間も「奈良代林道」として紹介することを付け加えておきます。
→さらに奈良代林道を進む!
→林業専用道標を眺める!
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