静岡市街地から安倍川を40kmほどさかのぼったここ梅ヶ島地区は昭和44(1969)年に
現在の静岡市へと合併したかつての梅ヶ島村。
付近では南アルプスの3000m級の山々から続く天然性の樹林帯から地域に密着した里山林まで
変化に富んだ森が見られるものの、
「南アルプスユネスコエコパーク」や「奥大井県立自然公園」に指定されて、
どちらかといえば生物多様性の保持や観光的要素が強く望まれる隣の「井川」地区とは異なって、
生粋に林業が盛んな地区なんですね。
そして静岡市の上水道の水源地域に位置していることから
水源涵養機能の維持と共に良質な材木からなる生産量の高い森林を目指しているらしいですよ。
まあ、早い話がこの辺りの森は観光よりも「林業」ということですなぁ。
なので濁川林道沿いにはダイナミックな森林施業風景が!

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