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川根本町の無双連山（むそれやま / 1083.3ｍ）付近の山中を山越えして延びる分沢林道を探索中に発見してしまった砂河原林道の入口です。見た目には名無し系のダートくらいにしか見えませんでしたが、分岐地点の脇に置かれたパイロンに林道名記載の張り紙がしてあったことによって砂河原林道なる存在を現地にて始めて知ったというわけ。付近の林道情報は事前の情報収集にておおよそ把握していましたが、さすがにこの林道についての情報は皆無でした。各地にはまだまだ知られていない未知なる林道があるということで、これは嬉しい展開となりました。文沢林道探索の途中でしたが、急遽そのダートに飛び込んでみます！
→林道の証！
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探索当日はいきなり発見した砂河原林道だったので、どこへ向かってどのくらいの延長距離で延びる林道なのか皆目見当がつきませんでしたが、「ここは林道である！」ということのみで十分でした。さっそくＷＲの進路を砂河原林道へと向けますが、帰宅後に地理院地図を眺めてみたところ、どうもこのダートは完抜ルートで川根本町から山越えで島田市とを結ぶ下泉笹間林道へとつながっているようでした。
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入線直後の急勾配を登っていくと、坂道の傾斜角ども緩くなってダートは穏やかな様相を見せています。工事関係の車両が立ち入っているらしいので、荒れていたりガレているとは思っていませんでしたが、小砂利質のダートは思っていた以上に走りやすかったです。
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探探索当日はＧＷであったため、すれ違う工事車両も現れることなく砂河原林道を順調に進んでいきます。林道では植林の間伐作業も行われているようで、切られた丸太や小枝が路肩にバラバラと連なっているのを道すがらに見かけたんだっけ。
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やったー、支線ダート発見！ いい感じでまったりと砂河原林道を進んでいくと、やがて右手に下っていくダート分岐がありました。もちろん林道標の類はなにもありません。路面も酷く草むしていたことから、ここは名無し系作業道であると判断。立ち入ることなく、ストレートでそのまま続く砂河原林道本線をたどります。ちなみに分岐ダートは地理院地図では１キロほどのピストンとして記載されていますよ。まあ、興味のある方はどうぞ･･･です。
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名無し系ダート分岐を過ぎてさらに前進しますが、ダートは周囲をスギやヒノキの植林に囲まれて景観的なものはなにも望めません。あたかも濃密な緑の回廊を行くようで道すがらに閉塞感を覚えますが、それでも天気は快晴。差し込む陽射しが溢れて林道に暗さを感じることはなかったな。贅沢は言いません。晴れてさえいればそれで十分なんだぜぇ！
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びっしりと生い茂る植林の森の真っただ中をエンジン音も軽やかに進みますが、木々の切れ間から前方に山の尾根が見えていました。この辺りの山中はどこまで入っても植林のスギやヒノキがびっしりですね。
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やや、これは？！ とくに問題もないまま順調に砂河原林道を進んでいきますが、とある地点で路面に厚く堆積した大量の土砂が！ 一瞬、土砂崩れかとも思いましたが、どうも人為的にそこに堆積しているような感じでした。そういえば林道入口に置かれていたパイロンには林道名と共に「友田組」とも記されていたのを思い出しました。◯◯組って、建設会社の社名ですよね。ということは、この辺りで工事が行われている可能性が大。しかし、探索当日は祭日だったので現場現場は無人である可能性もまた大とみていいでしょう。ここは構わずに土砂の脇を通って前進させていただきますよ。
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や、やられた！ 探索当日は昭和の日という祭日であったのに、その先で現れた砂河原橋を越えた直後の地点でガガガガガガ･･･という重機のうなり声が！ しかも工事ダンプが路面中央に止まっていて行く手を完全に塞いでいました。さすがに「そこ、どけてもらってもいいですか〜」などと言い出すこともできず、また、作業員が動き回る現場の風景を撮影することも躊躇われたまま、撤退するハメに･･･。ちなみに工事は林道の改良工事だったみたい。
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まさか休日出勤で工事作業が行われていたなんて･･･。予想外の不意打ちに完敗でしたが、このまま手ぶらでは悔しいので、砂河原橋から見下ろす深い谷を撮影してそそくさと退散しておきました。というわけで今回の砂河原林道の探索はここで強制終了。
→探索終了！
→引き返して文沢林道に向かう！
→沢を眺める！
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