うむ、これは日本全国いたるところに生える「カタバミ」の花だな。 南アフリカやアメリカが主な原産地の帰化植物で、 日本では道端や畑、庭などで地面にはって自生している姿を良く見かけますね。 ハート形の葉を3枚つけて 5〜10月に咲かせる黄色い花は可愛らしいですが、 地下に球根を持って横に茎を広げて育つことから繁殖力が強いのが特徴。 和名は「片喰」と書きますが、 地方によっては「鏡草」「酸葉」「しょっぱ草」「すずめぐさ」「もんかたばみ」、 「ねこあし」などとも呼ばれるそうで花言葉は「母の優しさ」。 なお、カタバミはその繁殖力から子孫繁栄を願って家紋のモチーフによく使われ、 四国の戦国大名「長宗我部元親」さんや、 その四男の「盛親」さんもカタバミの家紋を用いていたらしいですよ。 → 出発する! |