三宅島空港での新中央航空機の着陸シーンを独り占めで眺めたらさらに登坂、振り返れば眼下に三池港を俯瞰する地点へと差しかかります。最高のパノラマ地点ですが、WRを止めた路肩の草むらには島の植物が可憐な花を咲かせているのを発見。せっかくなのでその姿も眺めておきました。林道かけ出しの頃は考えられませんでしたが、今は猪突猛進で無骨に林道を走るだけではありません。野の草花を愛でる風流も獲得したんだぜぇ!
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林道の路肩でたくましく自生する野の草花を愛でたら前進再開しますが、しかし、上山林道の未舗装区間はすぐその先で終了。真新しいコンクリ鋪装が現れると、そこから数十メートル先の地点が雄山環状林道への合流地点でした。本来ならばそのまま終点へと至って探索は終了となるはずでしたが、またしても神がかった絶妙なタイミングで追加の大変貴重なシーンを眺めてしまったのですが、それってなんだか分かります?
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それまでの溶岩ダートがコンクリ簡易鋪装に変わると終点はもうすぐそこですが、ここは最高に素晴らしいパノラマが欲しいままにできる絶好の場所。おりしも時刻は昼を過ぎています。というわけで、普段は林道でメシを食べることは滅多にないのですが、三宅島での林道探索となれば話は別。景色を眺めながら頂くことにします。で、気になるそのメニューは?
→ 林道メシ! |
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林道から海を眺めつつ林道ランチを済ませて林道探索再開。といってもそこから上山林道終点は目と鼻の先であり、あっという間に雄山環状林道に合流します。ただし、冒頭で述べたように上山林道は三宅村管理の林道なので、林道標は設置されていません。というわけで最高に眺めの素晴らしい林道であるにもかかわらず、すれ違う車はもちろん、訪れる人の姿は全く見られず、無人境であった上山林道の探索はここで終了! | |
雄山環状林道接続地点を振り返るとこんな感じ。終点まで急な坂道が続くため、こちら側からだと傾斜で上山林道の路面は見えておらず、そこは斜面に張り出た展望スペースなのかと錯覚してしまいそうです。また、上山林道は三宅島ジオトレッキングルートにも指定されていないため、他の林道では見かける案内板や道標の類も一切存在していなかったです。そんな状況の地点なので、一般観光客がやって来ることはほとんどないのでしょう。人の気配という者が全く感じられませんでした。ちなみに前方は「大路池展望台」および「七島展望台」。 | |
こちらは雄山環状林道の右折側。「火の山峠」のある方向ですが、そこは平成12(2000)年の噴火で雄山環状林道が壊滅的な被害を受けた区間なんですね。その後、復旧工事も行われて崩落などで大打撃を被った林道はだいぶ回復しましたが、全ての区間が復旧したわけではないみたい。ここを右折して少し進むと生々しいその現場が現在もそのまま放置されているため、現状としては接続する雄山環状林道は右折オンリーな状態となっています。
→ 探索終了! → 雄山環状林道に突入! |
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