堰堤から眺めた大津岐ダム。
波一つなく鏡のように滑らかな湖面と背後にひかえる冠雪の白い壁。
ぴんと張りつめた秋の冷たい空気と岸辺の紅葉。

辺りを包む秘境感抜群な雰囲気とダム湖の光景にしばしたたずみますが、
誰もおらずシンと静まり返った湖面を眺めていると、
いつもながらに「またこのような山奥にまできてしまった!」と思うことしきり。

空はまだ明るいですが、
次第に気温は低下し始めて湖面は早くも陽が陰り始めています。
いつまでもここで眺めていたい反面、
「早く人里へと戻らねば・・・」との焦りのような気持ちが湧いてきました。

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