ガマズミの仲間で北海道から九州にまで分布する落葉小高木のオオカメノキ。

ブナ帯から亜高山帯にかけての山地に普通に生えており、
別名「ムシカリ」と呼ばれますが、
それはハート形の葉がハムシに食われて穴だらけになりやすいからだといいます。
山では他の木々に先駆けてい紅葉して赤紫から紅色に色づきますが、
鮮やかな赤ではなく黒ずんだ赤になるみたいですね。

なお、オオカメノキの実は9月には赤くなって、
そのあと黒紫色に熟しますが、
鳥は好んでも人が食べてみてもおいしくはないですよ。

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