錦秋の紅葉ざんまい林道探索 玉川〜大窪林道 編(2017.10.09) | もう一つの林道探索一覧へもどる |
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他の林道にかまけてずいぶんと訪れていなかったような気がしますが、 前回訪れたのはいつのことだったでしょうか。 ならば林道が最も美しくなる紅葉の時季に再訪してみようと思い立ったのが今回の紅葉ざんまい探索です。 そしてこの大窪林道は接続する玉川林道から乗り継ぐことで、 ロングダートが満喫できる林道ライダー魅惑のコースとしても知られています。 ならば、大窪林道だけではもったいないと、 玉川林道とセットで紅葉ざんまい探索してみることにしたわけですが、 久方ぶりに訪れる林道がどのような美しい秋色で楽しませてくれるのか実に楽しみ! [ 小画像はその地点からの眺めです。クリックして拡大画像で美しい紅葉をお楽しみください ] |
イロハモミジ |
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懐かしい気持ちで数年ぶりに訪れる玉川林道のフラットな砂利ダートを進みますが、紅葉的にはまだ早過ぎますね。赤く紅葉している木もありますが、ご覧の通り緑が主体でした。標高が上がれば紅葉も色づきが濃くなるとは思いますけど・・・。 |
08/11/02の同地点 |
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やがてダートは玉川の谷間伝いに登坂していきますが、道すがらには時に見るべき紅葉もないままどんどん林道を進んでいきます。山の木々には僅かに黄色や赤も混ざっていますが、紅葉ざんまいと言えるほどの状態ではありませんでした。ひょっとしたらこのまま玉川林道を走り切ってしまうのかとも思ってしまいます。 |
ツタウルシ |
ツタウルシ |
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そんな感じで進んでいくと、幹に炎を纏ったような高い高木を発見! 林道沿いの紅葉はまだ時期尚早の感が大きかったですが、なぜかこの木だけは真っ赤になっていたんですね。その正体は樹木に絡み付くツタウルシ。紅葉する時季が特に早いので、早秋の頃にはひときわ鮮やかに目立ちます。さっそく近づいてみました。 |
ブナの紅葉 |
08/11/02の同地点 |
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というわけで切り返すように左折する大窪林道へ進路を取りますが、ふと振り返ると分岐の直前地点にひときわ鮮やかな紅葉がありました。ブナの木でしょうか? 別に先を急ぐ探索でもないし、あの赤く紅葉した木まで戻って眺めてみます。 |
カラマツ林 |
08/11/02の同地点 |
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卵池を過ぎると大窪林道のダートは、カラマツ林の真っただ中を右へ左へと大きくカーブを描きながら登坂。序所に標高を高めていきます。本来ならば、ここは黄金色に黄葉したカラマツが大変素晴らしい区間なのですが、カラマツは僅かに黄色がかってきた程度で、まだ見頃には早過ぎました。ちぃ、なってこった・・・。 |
クロモジ |
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カラマツ林を抜けてさらに登坂していきますが、この辺りは「入冷湖沢(いりひゃっこさわ)」というみたいですね。沢といっても水の流れる沢ではないようですが、それはさておき、次第にカラマツに替わって広葉樹が多くなってきました。そしてようやく、鮮やかな紅葉の塊がも道すがらに目につくようになってきます。 |
ヤマウルシ |
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なだらかなカーブを描いてフラット状態で続く大窪林道ですが、やがて道すがらに紅葉が連なってきます。錦の絨毯状態となるまでには、まだもう少し日数がかかりそうですが、それでもダートに色とりどりな華やかさが感じられてきました。黄色は緑に混ざるとあまり目立ちませんが、深紅の赤が格別に美しく映えてきます。 |
08/11/02の同地点 |
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そして通りがかるのが駒止湿原への入口がある駐車場へと続く右折ダートとの分岐地点。湿原を訪れるのならば右折してもいいですが、今回その予定はないのでパス。左折カーブでそのまま大窪林道を進みますよ。というわけで、玉川林道〜湿原入口分岐までの区間では、観光客やハイカーの一般乗用車が立ち入ってくることもります。スピードの出し過ぎや、カーブでの膨らみには注意して下さい。 |
08/11/02の同地点 |
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駒止湿原への分岐を過ぎて連続する勾配を登っていくと、途中で現れる踏切式の林道ゲートです。よく見れば、過去に訪れた時には外されていた遮断バーが復活していました。あちゃ〜、以前に訪れた時は自由通行状態だったのに・・・。というわけで、申し訳ありませんが、これより先はオフバイクだけの紅葉林道独占状態! |
錦の絨毯 |
08/11/02の同地点 |
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おお、これは美しい! そのままダートを進むことしばし、気がつくと周囲は色とりどりの色彩に包まれてきます。山裾の森の青々とした様子を眺めるにつけ、紅葉には早過ぎて「もしかしたらダメかも・・・」との不安もあったのですが、標高が上がればご覧の通りでした! 大窪林道、期待を裏切らなかったですよ。 |
紅葉する森 |
オオカメノキ |
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林道が最も美しいのは紅葉の頃だということを実感しつつ秋の色彩に包まれたダートを快走! しかし、実はこれでも紅葉の最高潮にはまだほんの僅かに早いような気もします。林道には標高差があるため、紅葉全開のタイミングにどうしてもずれが生じてしまいます。山裾で見頃ならば山頂では落葉しているかもしれないし、今回のように山頂で見頃ならば、山裾では紅葉の最盛期には早過ぎたりするんですね。そこが紅葉ざんまい林道をこよなく愛するライダーにはジレンマですなぁ・・・。
→さらに大窪林道を進む! →探索中止! |
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