五秋蛇喰林道 / Gosyujyabami 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2019.08.11 / No.AK-056 
 [ 所在地 ]五城目町 [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ]折瀬林道保呂瀬第二林道・五秋林道[ 分岐林道 ]鍋倉林道保呂瀬第三林道
 紛らわしい林道標により、初めてだと正確な林道区間の把握が難しい完抜け半ダート林道

日の夜に自宅を出発、東関道→圏央道→常磐道→磐越道→東北中央道→山形道→日本海東北道→秋田道と乗り継いで1年ぶりにやって来た五城目町馬場目にある「蛇喰」集落。すぐそばには「釣りキチ三平の家」がありますが、三平くんとユリっぺには悪いけど、残念ながら今回も三平くんの家におじゃましにいく暇はありません。前回、付近の林道を探索した時に時間の関係でまたの機会としておいた五秋蛇喰林道を訪れる方が三平くんよりも優先なんですね。というわけで蛇喰集落の県15号線にある五秋蛇喰林道の入り口がここです。
→ 林道標を眺める!
→ 振り返る!
→ 付近を眺める!
→ 馬場目川を眺める!
肩の藪に埋もれる林道標に別れを告げて集落外れの水田の脇を登って行くと、ここからダートがスタート。路面はポツポツと夏草の生える砂利質のワダチダートですが、同時に終点まで途切れることなく連続してしまう登り坂も開始します。
け容赦なく照りつけて路面を焼き焦がす真夏の直射日光を浴びつつ、未舗装と簡易舗装を繰り返しながら登坂していくと、左折分岐する鍋倉林道が出現! 事前に地理院地図でルートをリサーチしていましたが、この支線林道は未記載だった模様。ピストンくさいですが、せっかくなので本線林道の探索を一時中断して立ち寄り探索しておきますか。
→ 林道標(鍋倉林道)を眺める!
→ 鍋倉林道の様子を眺める!
→ 鍋倉林道に突入!
は土場であったのか、不自然に路肩が膨らんだ地点などを通って途切れることなく続く登坂路。味気ないフル舗装よりは全然マシですが、しかし、この林道は簡易舗装によるダートの虫食いが酷かったです。ダートと簡易舗装区間が目まぐるしく入れ替わって現れました。
→ 景色を眺める!
の後もちょこまかと出現してしまうな簡易舗装区間。登坂路の勾配角度はそれほど大きくもなかったですが、これって木材搬出で重量の重い林業トラックへの坂道対策? ダート部分の固く締まった路面状態から察するに、平日には関係車両の通行もあるのでしょう。
ち着きなく舗装と未舗装を繰り返しつつ高度を上げていく後秋蛇喰林道。なんだか右手に深い山の眺望が望めそうな感じのする地点もありますが、実際には生い茂る夏の藪に邪魔されて景観的なものは何も望めなかったです。ここは立ち止まると恐ろしく暑いだけ!
々に標高が上がり、それにつれて快晴の青空がが大きく開けて森の鬱蒼とした雰囲気が薄れてくると、今度は右折分岐でにゆるく下る保呂瀬第三林道を発見! 名のある林道らしく、林道標も藪に埋もれながらもちゃんと設置されています。行く手を塞ぐロープやゲートが設置されていないのは高評価ですが、予想通りそこは草ボーボーでしたけどね。
→ 林道標(保呂瀬第三林道)を眺める!
→ 保呂瀬第三林道の様子を眺める!
→ 保呂瀬第三林道に突入!
呂瀬第三林道の分岐を過ぎると簡易舗装の虫食い状態は解消され、ダート区間が続くようになりますが、それと同時に路肩に繁茂する藪の勢いも増大。路肩からせり出て著しくダートを圧迫する地点もありました。そのような状況の中、ふと路面上に視線を落とすと、一筋のオフバイクのタイヤ跡が刻み付けられているのを見つけました。
→ 路面を眺める!
なしか草深さを増したダートをさらに進むと、やがてT字の分岐に突き当たりました。正面に林道標が設置されていますが、記されていたのは左折側の「折瀬林道」と、右折側の「保呂瀬第二林道」の林道名のみ。探索時には知る由もなかったですが、長いこと延長工事中であった五秋蛇喰林道もようやく完抜け化された模様。ピストンであった折瀬林道が現在は延長されて井川町側区間の五秋蛇喰林道とつながっているのですが、それと同時に折瀬林道は五秋蛇喰林道の一部区間に組み込まれてしまったという事情があります。それなのに折瀬林道時代の林道標がそのまま残っているので、非常にまぎわらしくなっているんだよな〜。しかし、地元林道ライダーならともかく、一見さんにそのようなことは絶対にわからんぜ。というわけで、左折側も引き続き五秋蛇喰林道が続きますが、当サイトでは便宜上「折瀬林道」としておきます。なお、ここから再び県15号線へと周回する場合は保呂瀬第二林道側ですよ。
→ 探索終了!
→ 林道標を眺める!
→ 振り返る!
→ 折瀬林道(左)の様子を眺める!
→ 折瀬林道に突入!
→ 保呂瀬第二林道(右)の様子を眺める!
→ 保呂瀬第二林道に突入!
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