水沼・仁田林道 / Mizunuma・nida 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2013.04.29 / No.F-217 
 [ 所在地 ]古殿町 [ 状態 ]完抜半ダート [ 接続林道 ]薄木・ナッサ林道 [ 分岐林道 ]-
 薄木・ナッサ林道とセットで完抜けルートを形成している基本快適な小砂利質フラットダート!

殿町南部、鮫川伝いに延びる御斎所街道(県14)北側の山林内にある水沼・仁田林道の起点です。県道沿いに起点がある薄木・ナッサ林道を道なりに進んでいくと、途中で林道名がいきなり変わって水沼・仁田林道が開始しますが、それがここ。見通しの悪い無名峠になっているだけでなんの変哲のない場所ですが、薄木・ナッサ林道の終点を示す林道および、水沼・仁田林道の起点を示す林道標がセットで立っています。
→ 林道標を眺める!
→ 振り返る!
木・ナッサ林道から水沼・仁田林道に乗り継ぐと、おおよそ標高400m付近をアップダウンを交えつつのなだらかな下りコースで進んでいきます。路面状況はダートですが、接続元の薄木・ナッサ林道と比べると若干ラフっぽい感じだったかな。
高線をなぞるようにうねうねと細かな蛇行を繰り返しつつ、なだらかに高度を下げていく水沼・仁田林道のダート。右手斜面の下方には林道名由来の「ナッサ」および「薄木」の集落が位置しているはずですが、林道からは全く確認できなかったです。
→ 航空写真で確認する!
砂利質で快適なダートが続いてご機嫌であった水沼・仁田林道。探索時には1台の車とも出会いませんでしたが、ここはたまに林業関係車両も通るのか、路面に荒れたりガレた雰囲気はこれっぽっちも見られなかったです。
ートは山肌の斜面にへばり付きつつ、山裾を流れる鮫川と御済所街道(県14)に寄り添うようにやがて南に進路を変えていきますが、しかし、道すがらには同じような森の景色が続くので、地図で確認しない限り、どこをどのように進んでいるのかはさっぱり。
ンクリ簡易舗装だ! 当初、この水沼・仁田林道はフルダートの林道であると思っていたのですが、残念ながらここにも林道舗装化の波が・・・。幸い簡易舗装区間は極短ですぐにダートは復活しましたが、これって通行する林業車両への坂道対策のため?
の後、路肩に放置木材を見かけましたが、これって「切り捨て間伐」などと呼ばれる除伐同様に切った木材? 切り捨て間伐とは商品として出荷できない木材のことで、近年では細かく砕いて紙の原料の一部として利用するなどの有効利用も行われるようになっていますが、基本的には未利用木材としてそのまま山林に放置されることが多いです。
肩に無造作に打ち捨てられた間伐材を眺めつつ進んでいくと、次第に下り坂はキツくなっていきますが、それと同時に再びコンクリ舗装区間が出現! 林道ライダー的には嬉しくなかったですが、舗装化の理由は林業車両への坂道対策のためでしょう。
易舗装された水沼・仁田林道はジグザグに切り返して一気に斜面を駆け下っていきますが、その先のダート復活地点で振り返るとこんな感じ。簡易舗装化もやむを得ない傾斜角度であることが分かりますが、ここで路肩を眺めてみると・・・。
→ 路肩を眺める!
ンクリ簡易舗装区間を過ぎた先にも下り坂は途切れることなく続きますが、ダートが復活すると傾斜角度は緩くなり、キュッキュッと踏み締める小砂利の感触が心地良いフラットダート区間がラストスパートでその先の終点まで続きます。
して県14に突き当たるこの地点が水沼・仁田林道の終点になっています。接続元の薄木・ナッサ林道入口から県道で移動してくると3.3kmの距離ですが、薄木・ナッサ林道→水沼・仁田林道と乗り継いでやってくると倍の6kmの距離があり、途中、虫食いで簡易舗装区間が存在しているものの、それでも完抜けフラットダートが楽しめるので、古殿町を訪れることがあったら訪れておきたい林道だと思います。
→ 探索終了!
→ 引き返して薄木・ナッサ林道に向かう!
→ 振り返る!
→ 右折方向を眺める!
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