〜2025 栃木県矢板市北部の鉱泉宿でプチ湯治ついでに〜
  酷暑の中でちょこっと支線ピストン巡り 7月7日(月)
林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
2日目  自宅→ 矢板市小滝鉱泉 Kotaki kosen もどる  






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ちなみに矢板市北部に位置する鉱泉群、すなわち小滝鉱泉、赤滝鉱泉、そして寺山鉱泉ですが、その位置関係はこんな感じ。たまに秘湯鉱泉宿としてネットで紹介されていたりしますが、3つの宿はどれも素晴らしく甲乙はつけがたいのですが、それぞれには特徴があるので参考までに簡単に紹介しておきますね。







まずは明治末期に創業して160年の歴史を持つ「寺山鉱泉」。元々は寺山観音寺への参拝者のために作られた鉱泉宿だったそうです。ただし、創業時の建物はとっくの昔に今風に建て替えられており、見た目的には普通の旅館。







二階にある寺山鉱泉の客室。客室は二間続きの和室で、片方にはテーブルが、もう片方には布団が用意されていました。窓からは庭がよく見えており、落ち着いた雰囲気で過ごすことができますが、旅館ではよくある普通の客室です。







寺山鉱泉の鉱泉風呂です。正方形をした浴槽は1人が入ればいっぱいの大きさですが、底が深くて屈み込んで湯に浸かる感じ。浴質の床は湯の鉱泉成分が付着して一面赤茶けていますが、源泉は壁に配された塩ビパイプによって引かれ、赤いバルブをひねれば新鮮な源泉が浴槽に注がれます。

そんな寺山鉱泉の鉱泉風呂ですが、浴槽は壁と鉄格子で隔てられただけで男湯、女湯がつながっているのが特徴的。浴槽は3つの鉱泉宿の中で最も小さいですが、その日の宿泊客が自分一人だけなら両方に入ることができ、そういう意味で「鉱泉風呂の素晴らしさは寺山鉱泉が一番」だと思います。







壁と浴槽内の鉄格子で隔てられたもう一つの浴槽。こちらが女湯だったか男湯だったかは失念しましたが、これで実は浴槽は一つであることが分かると思います。浴槽がつながっているので、当然ながら湯の泉質や温度は基本一緒ですよ。







寺山鉱泉で出された夕食です。山の鉱泉宿につき、若者向けというよりは中高年が喜びそうな素朴な田舎料理が並びますが、品数も豊富。手抜きとかや質素さは微塵も感じられず、質、量ともに満足できる内容で必然的に酒も進んでしまいます。

令和7年現在[ 1泊2食付き8800円〜 / 日帰り入浴600円 ]







続いて「赤滝鉱泉」。江戸時代末期に発見され、以前は農閑期の農家の方たちに湯治で利用されてきたそうで、3つの鉱泉宿の中では最も古い歴史がありますが、なんといっても特徴的なのは昔のまま残された木造の建物。敷地内には建物がいくつもあるのですが、最も古いものは江戸時代に建てられたものなんだって!

昔ながらの鉱泉宿のたたずまいが令和の現在もなお健在な赤滝鉱泉、文句なしで「鉱泉宿としての雰囲気の素晴らしさは赤滝鉱泉が一番」だと思います。







古き良き鉱泉湯治宿の趣を今に残す赤滝鉱泉の客室です。初めて訪れるとノスタルジックな建物とその雰囲気に驚かされてしまいますが、客室にはコイン式有料ながらもテレビがちゃんと備え付けられており、「ランプの宿」とか「テレビはあえて置かない」がうたい文句の窮屈な宿ではないので、そこいらへんは大丈夫。







赤滝鉱泉の鉱泉風呂です。男女共用の浴槽が1つあるだけですが、宿泊客が交互に入る感じかな。湯は薪で沸かされており、入浴していると女将さんが廊下から「湯加減はいかが?」と聞いてくれ、湯がぬるければ追い焚きしてくれるのが嬉しいですね。逆に熱過ぎる場合は壁のバルブをひねれば冷たい源泉が浴槽に注がれます。







赤滝鉱泉の夕食には女将さん手作りの素朴な料理が膳に並びます。観光地の旅館やホテルではないので豪華なおかずは出ませんが、手抜きとか質素さは全く感じられず、その時々の季節の食材を使った料理はまさにお袋の味。夕食はマジ美味しいです!

令和7年現在[ 1泊2食付き7700円 / 日帰り入浴600円 ]







そして最後に今回お世話になた小滝鉱泉。建物は今風で浴室もわりと普通ですが、しかし、独断と偏見でに述べると、やはり「料理愛に溢れた女将さんのおもてなし度の高さは小滝鉱泉が一番」だと思います。もちろん寺山鉱泉と赤滝鉱泉もおもてなし度はハイレベルですが、特に小滝鉱泉が突出しているという意味でね。

令和7年現在[ 1泊2食付き7500円〜 / 日帰り入浴600円 ]







その後、矢板市街地に戻ってきたら、東北道「矢板IC」に向かう途中の「じゃすぽーと矢板SS」で給油します。高速に乗ればすぐに上河内SAがありますが、高速のGSは高いのでパス。少しでもお財布を守るべく、昨日も利用したこのGSで給油しておいたんだよな。ハイオク / L181円で4.13L / 748円入りました。







給油を終えたら県30を「さくら市」方向に南下、しばらく走ってJR東北本線「片岡駅」の手前に入口がある東北道矢板ICに到着しました。







東北道に入ったら上河内、佐野SAは立ち寄ることなく蓮田SAまで一気に爆走。ただ走っているだけで熱風と強烈な陽射しで無茶苦茶に暑いですが、立ち止まるとそれ以上に蒸し暑いので最低限の休憩のみで移動していきます。







蓮田SAを過ぎると自宅の最寄りインターまでの間に給油可能なSAはもうないので、ここで給油しておきます。ハイオク / L202円で3.88L / 784円入りました。







その後、浦和本線料金所で矢板IC〜川口JCT間の高速料金2800円を支払い、続いて川口本線料金所で1590円を支払って首都高速に乗り継ぎ、高速川口線→高速中央環状線→高速6号向島線と進んで「駒形PA」にピットイン。

東北道、常磐道方面からの帰路には必ず立ち寄る首都高のPAですが、「俺専用」にしている一番端っこのこの地点にいつも通りWRをとめて暫し休憩します。







駒形PAは小型車8台、大型車1台、障害者用1台ぶんしか駐車スペースがない小さなPAですが、それもそのはず。高速6号向島線が江戸橋JCT〜向島間しか開通していなかった時に存在していた「駒形本線料金所」跡地を利用して作られたPAなので、本当に小さいミニPAなんだよな。

ただし、隅田川沿いという立地上の制約もあってPAは上り線にしかなく、売店もないので水分補給は自販を利用するしかないですけどね。でもその代わり立ち寄る車も少ないので、いつも休憩ポイントとして利用させていただいています。







駒形PAを出発したら高速6号向島線→高速都心環状線と進んで東京銀座の街中を駆け抜け、さらにでレインボーブリッジを渡って高速11号台場線→高速湾岸線と進み、横浜市に入ったところで「大黒PA」にて最後の休憩。

そしてここでもいつも「俺専用」にしているスペースにWRをとめて暫しまったりと休憩・・・と言いたいところでしたが、実際は蒸し暑さに耐え難く、駒形PAの自販で購入した缶コーヒの飲み残しを一口飲んだだけで即座に自宅に帰還すべく出発しましたが、いや〜、今年の夏も本当に暑かった!

これまで、快晴の青空が広がる「夏」は林道ツーリングのベストシーズンでしたが、それも今年までだな。連日、40度に迫る危険な猛暑が伝えられ、毎年のように最高気温が更新され続ける状況下では、汗ダラダでもう以前のように林道探索を楽しめなくなったことを今回身をもって実感したプチ林道ツーリングになったとさ。

                 〜 おわり 〜

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