鍋滝林道 / Nabetaki 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.09.16 / No.AO-021 
 [ 所在地 ]むつ市(旧大畑町) [ 状態 ]完抜ダート [ 接続林道 ]湯の川林道  [ 分岐林道 ]赤滝林道長次郎林道上犾川林道重兵衛林道
 山中へ無数のダート支線を分岐する荒れの無い快適林道

の川林道から峠で接続する鍋滝林道の入口(接続地点に林道標は無くおおよその位置になります)です。とはいっても湯の川林道とは一本道なので、林道名を気にしなければそれとは気付かずに鍋滝林道へと突入してしまうでしょう。もしかしたらと、付近の藪の中に林道標を探してみましたが、やはり見当たりません。やぶ蛇で熊なんかが出現したら嫌なのですぐに出発しておきました。
の川林道との接続地点の峠を越えて鍋滝林道に入るとなだらかな下りが続きます。ダラダラと下り坂をしばらくたどっていくとカーブの途中、右手に分岐がありました。この右手のなだらかな登りダートは赤滝林道への連絡ダート(接続先はこちらになります)ですが、付近には林道標はありません。本道自体は見た目にも左方向であると判断がつきますが、では右折分岐がどこに延びているのかをその場で知ることは難しいでしょう。ちなみに、ここを右折して進むと奥薬研「夫婦かっぱの湯」のすぐそばで県道284に抜けられますが、途中の分岐は入り組んでいるので、事前情報を得ておかないまま突入すると難渋します。時間とガソリンに余裕があればそれもいいですけどね。
滝林道との分岐を過ぎて進むと、周囲の草木がぐっと路肩までせり出てプレッシャーを与えてきます。鍋滝林道は「階子沢(大畑川)」に沿って延びていますが、この地点ではまだ沢の流れを道筋からは確認できません。フラットな砂利&所によって土ダートはしっかりと踏み固められてるので、走行には問題ありませんが、この辺りはかなり山深いです。
間の谷筋に沿って進みますが、ここはちょっとした崩落の跡でしょうか? 谷川の路肩の路面が少々弛んでボコボコになっていましたが、ゆっくり走ればオフバイクならほとんど問題はなさそうです。ただし、林道はその状況を刻一刻と変化させるので、探索した時点での話ですけど・・・。
らに谷間に沿って進むと、左手に重兵衛林道の分岐が現れました。この分岐は手持ちの県別地図にも載っており、ピストンではありますが、階子沢(大畑川)に合流している「重兵衛沢」に沿ってかなり奥まで延びているようです。ここまでやって来ると砂利質ダートの路面は非常にしっかりとしたものとなって、水溜まり跡の窪みにさえ気を付けていればこの先、なんら問題はありません。
→ 重兵衛林道への分岐を眺める!
→ 周囲を調べる!
→ 重兵衛林道に突入!
兵衛林道との分岐を過ぎてさらに進みます。階子沢(大畑川)に沿って林道は延びていますが、先ほどの重兵衛林道との分岐地点からしばらく流れ下った地点に「鍋滝」があり、どうやら、それが鍋滝林道の林道名になっているようです。ただし、残念ながら道筋から滝を眺めることはできません。そして、その鍋滝から鍋滝林道を少し進んだ地点に出現するのがこの上犾川林道の右折分岐です。やはり上狄川に沿って延びているようでした。なお、分岐がとても多い鍋滝林道ですが、支線と本道の区別は付けやすく、本道に沿って進んでいる限りは行き先を間違えることも無いと思います。
→上犾川林道に突入!
犾川林道との分岐を過ぎた先にあるストレート区間です。鬱蒼と木々の茂る森の中をダートが直線的に延びており、見通しも良く、ここはそれなりのハイペースで楽しめます。ただし、たまに現れる対向車もかなりのスピードを出していることが多いので、すれ違いにだけは要注意です。
犾川林道との分岐地点から距離にして約1キロほどでしょうか、ストレート区間を進んだ先の右手に今度は長次郎林道の分岐が現れました。この林道もやはり「長次郎川」に寄り添っており、手入れの行き届いた砂利ダートが右手に流れる大畑川をコンクリ橋で渡って森の奥へと延びています。探索時にはその入口にチェーンが軽く張られていましたが、当日は支線の奥でなにかの作業が行われていたのでしょうか?
→ 長次郎林道への分岐先を眺める!
→ 長次郎林道に突入!
次郎沢林道の分岐を過ぎてさらに進むと、Y字分岐に突き当たります。林道標が無く、もしかしたら迷ってしまうかもしれませんが、本道は左折方面、右折側は赤滝林道となっています。ここを右折しても県道284(奥薬研)に抜けられます。さらに、その途中にある分岐を間違えなければ、鍋滝林道で最初に目にした赤滝林道への分岐地点へも回り込めます。しかし、赤滝林道はその延長距離も長く、また少々荒れている場合が多いので、もしも奥薬研方面に急ぐのであれば、鍋滝林道を進んだ方がよいと思いますよ。
→赤滝林道に突入!
の辺りまでやって来ると、ようやく寄り添う大畑川の流れを沿道から目にすることができるようになりました。大きく左手にカーブしたこの区間のみで、大畑川はまたすぐに視界から消えてしまいますが、この付近には「赤滝」という滝があるようです。でも、途中で見落としてしまったのか、確認することはできませんでした。 なお、ここでカーブを物凄い勢いで突っ込んできた1台の四駆とすれ違いましたが、直線区間ならともかく、先の見えないカーブでは非常に危険です。「絶対に!」とは言いませんが、時と場合くらいは選びましょう。
→大畑川の流れを眺める!
畑川が視界から見えなくなって、その後、幾つ目かのカーブを曲がると再び直線コースが始まります。ひたすら、といった感じのストレートをたどって行くと現れるのがこのゲートです。鍋滝線はここまでで、これより先は県道284となり、そのまま直進すれば奥薬研へ、左折すれば佐井方面に抜けられます。県道とは言っても、ご覧の通りダートなので、オフの走り応えは十分です。反対側の奥薬研や佐井村方面からアプローチしても行き先を示す看板や林道標があるので、ここは迷うこともないでしょう。
→探索終了!
→引き返して湯の川林道に向かう!
→振り返る!
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